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時透和臣①
「本日はよろしくお願いします。」
剣道場に入り、顧問の先生に挨拶に行く。
「おう!君が森内君か!学園長から話は聞いて
いるよ今日はぜひともうちを見て言ってくれ!
ハハハッハハハ。」
そう言いながら豪快に笑い俺の背中をバシバシ
叩くムキムキの男が、剣道部顧問の大鬼天童先生だ。同時に星翔学園体育部門主任も兼任している。
時透の推薦人になっていた人だな。それにしても
めちゃくちゃ歓迎されているんだが、一体冬子さんは
俺のことをなんて言って紹介したんだ?、考えれば
考えるだけ恐ろしくなってきたので、俺はすぐに
考えるのを辞めた。まっ、結局無事に見学出来ている
からそれでいいのだ。挨拶をして周りを見渡す。
剣道場はめちゃくちゃ広く数百人は余裕で入るだろう。お言葉に甘えて色々と移動させて貰っていたら
すぐに時透和臣らしき人影が見えた。というのも
1人だけなんかキラキラしているんだもん。でも、
なんだか嫌なキラキラな感じがする。そんな時
ガラガラ〜、
とドアが開いて誰かが入ってきた。
「すいません。生徒会の仕事で遅れてしまいました
すぐに準備いたします。」
そんな凛々しい声に呼応するように、中にいた
部員たちが一斉にドアの方を、いやその人を見て
「ご苦労さまです。本日もよろしくお願いします!」
と挨拶をした。




