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信じる。

「まっ、とは言いつつもそれは咲ちゃんについて

はって感じで。それ関係のことなら少しなら教えて

あげてもいいわ。碧斗くんならすぐに手に入れられる

情報だと思うけどね?」

おじいちゃんのような暖かな瞳からすぐにいつもの

冬子さんの目に戻って言う。

「どうして相澤さんについて教えてくれないのか?、

それが俺がここに来た意味?など沢山言いたいことは

ありますが、出会って短い期間でも冬子さんがなんの

意味もなく、そんな疑問ばかりのことをする訳が

ないと俺は信じています。だから俺がその言葉の

本当の意味に気付くまで何も聞きません。得られる

情報だけで下さい。それが冬子さんが思うに自分に

今必要だと思う理由を。」

冬子さんの瞳を見ながら俺は思いをぶつける。

この件について俺は逃げたりも隠れたりもしない。

一見俺にはなんにも関係のないことだと思って

いても自分がそう決めたのだ。理由なんかは

分からない。俺がそう思ったからそれを変えたいと

思ったから俺は動いている。ただそれだけ。

じっと冬子さんの瞳を眺め続けると、やがて

冬子さんの方から目を逸らして、


「そんなに見つめられると照れちゃう。ポゥッ。」


と照れ始めたが、適当にあしらって、あるファイルを

もらった。そこには「時透和臣12星制度推薦資料」

と書いてあったのだった。

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