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相澤さん⑤

相澤さんは俺に事の顛末を話してくれたが、

それとどうして特に関わりのなかった常磐さんと

相澤さんがいるのかは別の話だし、そもそもなんで

俺に事の顛末を話してくれたのかも分からない。

俺はそんなことを思いながら今も少し泣きそうな

顔をしている相澤さんを見る。すると、

俺と目があった相澤さんは少し目を逸らして頬を

紅く染めた気がした。ジッと見つめ過ぎただろうか。

とりあえず笑っていようと思い、俺は相澤さんに

笑顔を向ける。さらに頬を紅くして完全にそっぽを

相澤さんが向いてしまった。一体なぜだろうか?

疑問が残るがそれよりも、そんな俺を睨んでいる

常磐さんの方が疑問だ。なんで?、そんなおれの

心境を読み取ってたか常磐さんはやれやれと言い

たげな表情をした後に、俺の考えていることを

当てるようにどうしてこの流れになったのかを

教えてくれた。

「森内くんは不思議に思っていると思うけれど、

まず私が相澤さんと話すようになったりこんな

感じの関係になったのは簡単な話で、相澤さんから

助けて。って言われたからよ。さすがの私も

嫌です。なんて言えないからね。少しなら協力

出来るかもと思って、でも私だけならできることも

限られてくるでしょ?、だから森内くんなら大丈夫

かなと思って、相澤さんに話してあなたにもこの

ことを知っておいて欲しいなと思ったのよ。」


常磐さんが話す間不安げな表情をしている相澤さんに

大丈夫ですよ。と安心させようと、また俺は笑って

みる。また、そっぽを向いてしまう相澤さん。

一体何故なんだ?そんな俺を軽く睨んで常磐さんが

言う。

「私の話聞いてる?森内くん」

少しいつもより凄みのある声だ。

「大丈夫ちゃんと聞いてるよ。相澤さん、大丈夫

絶対にこのことは誰かに話したりしないから。

信頼はできないと思うけれど安心して。」

少しでも信頼してもらえるようにと気持ちを込めて

相澤さんに伝える。また、そっぽを向かれた。

いや、だからなんで?


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