常磐さん③
次の日、
一言で常磐さんの圧に負けた女子グループだったが、
それだけでは引き下がらず常磐さんに自分たちの
グループに参加した方が良い。参加しろ。と、
何度も繰り返し誘っていた。いや、もはや脅してい
たが、常磐さんはそんなことなんのそのと、
「いらない」の一点張りで、女子グループたちの
口調が強くなったら、キリッ!とした美しく
気高い顔で、鋭い視線を向けたら女子達も
引き下がって行った。そのあとも来るかと思いきや。
どうやら女子グループたちの方で常磐さんに関わり
たくない人たちもいるらしく揉めているようで。
あっという間に常磐さんが女子グループに誘われる
ことは無くなった。
「凄いね。」と
常磐さんに言ったら、
「自分の意志を持たない人達なんかと一緒にいたら
私まで腐ってしまうわ。」
と凛々しく言うもんだから流石だなと関心して
しまった。そしたら、常磐さんが
「うん?どうしたのそんな惚けた顔をして?
もしかして私の顔へんだった?」
なんて言うもんだから
「いいや、いつもと変わらず綺麗だよ。いや、
いつも以上に綺麗で、驚いちゃってやっぱり、
常磐さんは心が綺麗な人だな?って思って。」
なんて、ノリで言っちゃったけど、すごく
恥ずかしいなと思って顔が赤くなってないかな?って
思って常磐さんの顔を見たら、そこには
「え?、え、嘘、綺麗なんてそんな......」
なんてブツブツ言いながら顔を赤らめる常磐さんが
いた。
そのあと元に戻った常磐さんにちょっと怒られた
けど、常磐さんの赤らめた顔を思い出してその日
一日はニヤニヤ思い出し笑いをしていたんだ。
そんな嬉しい気持ちとは裏腹に次の日、あの
事件が起きた......。




