自己紹介
「改めて入学おめでとう。私が今日からこの
1年10組を担当させて貰う、鏑木杏香だ。
よろしく頼む。」
無事に時間までに自分のクラスある校舎まで
着くことのできた俺は、一体どんな子達が
いるんだぁ!と胸をワクワクさせて教室まで入り、
まず教室の広さに驚いた。大学の講義で使う
教室のようで前には大きな教壇とプロジェクター
があり、500人ぐらいが入っても余裕で使えそうな
程の席。ここに、300人が入る。俺と同じクラス
の奴が300人いるってことだ。同級生は3000人。
改めてこの学園の規格外差に気付く。
続々と人が教室に入ってくる。恥ずかしがり屋な
俺が初対面の人に話しかけれる訳もなく、俺は
静かに自分の席を確認し、静かに本を読んでいた。
ちなみに読んでいたのは詰将棋の本だが。
冒頭に戻るが今は担任先生の紹介からだ。
鏑木先生。パツっとした黒のスラックスに
スーツを着てらっしゃる黒髪でとてもクール
な先生で男の俺が見惚れるぐらいカッコイイ。
声も綺麗で周りを見渡せば何人もの男子生徒が
固まっている。俺と同じように見惚れいるの
だろう。
「早速だが、まずは、自己紹介をしてもらわな
ければ私も誰が誰だか分からない、出席番号
の早い順からすまないが軽く自己紹介を
お願いする。」
おっと、どうやら自己紹介が始まるみたいだ。
と言っても300人もいるから長くなるなー、
なんて思いながらうっすらと俺は同級生の
自己紹介を聞いて行く。
.........
「よろしくお願いします。」
男子最後の自己紹介が終わった。うん?
俺の自己紹介?、そんなの
「森内碧斗です。お願いします。」
って早口で言って終わったよ、なんか微妙な
空気になったが……、しかたないだろ!、
こういうの苦手なんだから。俺のことはいいんだ。
特に変な自己紹介をしたやつもいなかったので
男子の飛ばす。なんかすごい癪に障るイケメン
ぽいやつの自己紹介はあったが関係ないだろう。
うん?女子の自己紹介が始まるみたいだ。
「相澤咲です。趣味は、
うーんと、たまに時間がある時に手芸なんか
します。皆さんといっぱいお話したいと
思いますのでよろしくお願いします。」
ペコリっと頭を下げる。
とても可愛らしい声で、桃色の髪に、身長は
凄く小さく小動物みたいで可愛い。
庇護欲が掻き立てられる子だ。
彼女の制服の裾には羊のバッチが。
つまりそういうことだ。
幸運なことにこのクラスには12星がいるのだ。
もしかしたら俺が舌打ちされたのってそれが
原因か?
「常磐佳奈、馴れ合うつもりは
ありません。よろしく。」
おっと、とてもクールで透き通った声が聞こえる。
黒髪、いや、少し茶色気味か?、睨んで
いるようにも見える目で、黒目はとても綺麗だ。
身長は160cmぐらいで、とてもスラッと
していて体型に気を使っていることがわかる。
彼女はそういうとすぐに自分の席に座って
しまった。クール系美少女だ。そんな彼女の
制度の裾にもチラッと見えたが、水瓶のバッチが、
彼女も12星だろう。
どうやらこのクラスには12星が2人もいるようだ。
まっ、俺も入れたら3人だが。どうやらおれが
10組だってわかって男子達に舌打ちされたのは
これが原因で間違いないようだ。
2時間ぐらいたち全員の自己紹介が終わり今日の
学校はこれで終わったのだった。ちなみに
相澤さんはめちゃくちゃ人に囲まれていた。




