第1話 登校
「行ってきまーす。」
俺は、今日初の私立城明学園高校の生活が幕を開けるのだが、初日から道に迷ってしまった。
「マジどうしよう、後40分後に予鈴がなっちまう!」俺は、焦っいたそんな時にいきなり後ろから叩かれた。
「おっはよぉ〜、ここらじゃ見ない顔だね?もしかして、噂の転校生?」
い、いってぇ〜・・・
俺は、何が何だか分からなかった。
「いきなり何だよ、て言うかお前誰だよ?」俺はいきなり後ろから叩いてきた奴に言った。
「あっ、ゴメン悪気があったんじゃないから、本当にゴメンね。」
その子は今にも泣きそうだった。
「べっ、別に気にしてないからそれより自己紹介まだだったな、俺は神城洵って言うんだ、よろしくな!」俺は、その時不思議な感じがした。
「前に会ったことある?」
「えっ、無いって何言いだすと思ったらもう。」
その子の顔がだんだん赤くなってきていた。「あっ、ゴメンそれより君の名前は?」
俺は、名前を聞いた。
「あっ、まだ言ってなかったね。櫻井明美って言うのよろしくね。」
彼女は櫻井明美って言うのかぁ。
「ヤバ、そろそろ時間ヤバいね。遅刻しちゃうよ!」そういえば、今俺はピンチだったのだ。
「行こう!」
俺は明美に付いていった。
「こっちで良いのか?」
俺は、明美に聞いた。
「だって、城明学園高校でしょ?」
確かに行き先はそうだが・・・。
「だったら任せて私、城明学園高校の生徒だから!」えっ、!
「本当か?なら助かるぜ。」俺は、そうして何とか遅刻せず学校に着くことが出来た。
マジで助かったぁ〜。
「ありがとな、明美って居ねぇ〜」
そろそろ職員室へ先生に挨拶しに行く時間になったので向かう事にした。
「クラスメイト良い奴が居たら良いなぁ〜。」
そう思いつつ、職員室に入っていった。