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プロローグ
夢に見たワンシーンが忘れられず、ストーリーとして広げてみました(*^^*)
拙いところもあるかもしれませんが、よろしくお願いします!
感想お待ちしてますっ♪
更新不定期でございます。
薄暗い部屋の中に、モニターの光に照らされた男と女がいた。
部屋一面に広がるモニター画面は生徒が集まる講堂を映していた。
「……ついに始まるのですね」
うっとりと発せられた女の言葉に、座っている男は口角をあげた。
「いよいよだ……」
男の口から静かに発せられたが、目はモニターの光を反射し、ギラリと光る。
「その顔最高ですわ」
女は男の座る肘掛けにもたれ、そっと男に手を這わせた。
「ふっ……ここまでうまくいくとは思わなかったがな」
男はまとわりつく女を振りほどき立ち上がった。
「さあ、歓迎しよう。君たちの入学を」




