やさしかったね
やさしかったね
そばにいるたび、そう思うこと
何度かキミのために歌ってみた
「恋愛って、案外うまくいかないものだね」
キミの言葉を何度か
それは違うよと、この歌詞に乗せて
キミに届けたつもりだったけど
夜明け近くに似た海にて
語る言葉はどれも特別なもの
黙ったままでいることが
ときには駄目に映っても
今夜のキミに
僕はこれ以上のことは求めない
ふたりの未来
未来の舟に乗せる場所は
まだたくさんあったはずだけど
キミと僕、どちらも
いちばん大切なものを
乗せることはなかったのかな
少しの遠慮で
お互い、気づいていたところも
知らないうちに
見逃すことになったのかな
それは分からないでいるけど