お兄様の誕生会
更新が遅くなってしまい申し訳ございません。
食卓へ向かうと既にみんな揃っていた。
「わぁ!綺麗だよユリア!やっぱり僕の目には狂いはなかった。」
そう見惚れたように言うお兄様、
「あぁ、君の兄とペアでよく似合っている」
続けて褒めてくれるお父様。
「あのドレスは着なかったのです?」
やっぱりキター
『せっかくお兄様の誕生日ですので今回はお兄様に頂いたドレスを選びましたわ』
綺麗なカーテシーをして私はそう答えた。
「ふん、礼儀作法も衰えてはいないようね」
少し不機嫌なお母様、あのドレスを着せて何がしたかったんだ...
「それに、身長も随分と伸びたようね、女性として恥ずかしいわ」
いや、現代で言う165cmくらいしかないですよ、普通より少し高いかくらいじゃないですか
「私の可愛らしいユリアは何処へ行ったのかしら」
可愛げあったか...私...
静まり返る空気....
「さぁさぁ今日は誕生日会なんだ。そんな難しい話はするな。ユリア、席に座りなさい」
お父様の指示に従って席に着く。
「では改めて、リジェンテの誕生を祝して...」
「「「乾杯」」」
目の前に並べられたご馳走にヨダレが垂れるのをグッと押えて優雅に食べる。
美味しい!やっぱりあのシェフは天才だわ!
お肉は柔らかく口の中に入れた瞬間溶けてしまいそうで野菜は甘みがぎゅっと詰まっている。スープはまるで物語に出てくるような黄金のスープ、最後にでてきたデザートは私が家にいる時に伝授したアイスクリームを改良したであろう一品がでてきた。
「これ美味しいんだよユリア、確かユリアはまだ食べた事ないよね?絶対気に入ると思うよ」
そんなお兄様の言葉に期待が膨らみながら1口、口の中に入れるとそこにはまるで前世で言う三ツ星シェフが作った様な繊細な甘さの中にシャリシャリとした食感、バニラの香りは口いっぱいに広がり上からかかったチョコソースと飾りのチョコはビターで繊細な甘さをきわだてる。
飾りのフルーツともまた相性抜群で口の中が天国になった。
『大変美味しゅうございますわお兄様』
「良かったこれ僕のお気に入りだからユリアにもぜひ食べて欲しかったんだよね」
えへへと笑うお兄様はまるで天使か男性だけど女神のように感じた。
その後もワイワイと話しながら食事は進み気がつけば夜の12時を回っていた。
「明日には帰っちゃうなんて...もっと居ていいのに...」
子犬のようにしょぼんとするお兄様からケモ耳とシッポが見えてきた...
「ごめんね、お兄様。また来年来るわ」
お兄様とハグをして私は寝室に戻った。
しかしそこには...
"お知らせ"
大変悩んだのですが、しばらくの間《男装令嬢は冒険者として生きたい》を休載させて頂きます。理由としましては、"私生活が忙しくなり週1投稿が難しくなった"のが1番の理由です。私生活が落ち着いたら再開する予定ですので再開まで今しばらくお待ち頂けると幸いです。




