舞踏会の準備
女子生徒と男子生徒は基本的に寮は別、教室も午前は別教室、何かをする為のグループわけでも別なので交流を深めたり情報収集のために舞踏会が月に1度開かれる。とは言っても平民はドレスなんか持ってないし、買うお金もない。
そんな平民が豪華なパーティーの参加表明書に○をつけれるわけがない。なので、実質貴族のパーティーだ。
が、しかし!
私は違う。私は有名な冒険者だ。お金だってある、何よりイースと一緒に踊れるこの機会を私が逃すと思うか?答えはNoだ。絶対に出席してやる。
『イース!交流会、出るよね??』
「なにその圧...怖いんだけど。何か企んでない?」
『そんな事ないよ!イースと舞踏会を楽しもうと思ってさ』
「どんな服着ればいいの?」
『一緒に仕立てに行こうよ!』
こうして私達は次の休日仕立て屋に向かった。
「いらっしゃいませ、どのような品をお探しで?」
『舞踏会用のドレs....じゃなくてスーツ?を仕立て欲しいんだ。こういうデザインが似合うと思うんだけど、どうだろうか?』
「いいと思います。ですがここはもっとこうして」
カキカキ....
「レースも追加して...お値段に上限はありますか?」
『ないよ、うちのイースをめいっぱい可愛くしてくれ』
「かしこまりました、ではここはこうしてここに装飾品を足して...」
1時間の格闘の末イースに似合いそうな素敵な服の原案が完成した。
私のはって?私のは適当にやっておきたかったが店員様がそれを許してくれなかったよ...
こうして無事に準備が....と言いたいところだが
その後何着か着させられて採寸をして1ヶ月後に服が届いた。
『はぁ...疲れた....』
「お疲れ様、紅茶を入れたから良かったら飲んで」
もうその言葉に癒される...
『ありがとうイース、今日はストレートかい?』
「そうだよ、リアは疲れた時はストレートを好む傾向にあるからね」
いつの間に分析されてたんだろう...
ま、イースならいっか笑
さて、来週はついに舞踏会だ。早く寝よ...




