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試験場2(イース視点)

「皆さんこんにちは、試験監督のフィアンナ

・ロトと申します。今回の試験内容は魔法を使った模擬戦になります。模擬戦は武器の使用は禁止です、それでは模擬戦はくじで決めますので皆さんくじを引いてください」


ユリウス元気にやってるかな...やり過ぎたり、笑いながら人を傷つけたりしてないかな...騎士道精神を学んだから問題ないとか言ってたけど..心配だなぁ..


そう思いながら僕はくじを引いた


『7番...7番...あった...15番との対戦か...』


「へぇ〜?君が俺の相手か笑ヒョロっとしててチビならこりゃ余裕だな笑笑

どけ!!」


『うわッ』


危ない人だな...でもユリウスが隣にいなくて良かった、きっと彼なら僕が転びそうになった事にキレて何するか分からないから...


「やぁイース、やっぱり君は魔法選択だったんだね。リアトリスが居ないという事は彼は剣術か....そんな風には見えなかったけどなぁ」


『あの...リアのイメージってどんな感じですか?』


「うーん君がサポートで彼が主戦力って感じかな、どちらにせよ剣を使って戦うイメージはなかったけど笑」


この人案外勘が鋭い。


「それでは始めます。まずは3番と5番」


「炎の神を我に炎の力を分け与えてくれ...いでよ!ファイアーボール!!」


「水の神よ我に水の力を分け与えてくれ...いでよ!ウォーターボール!!」


えっ...詠唱時間長すぎない?!この間に攻撃されたらどうするんだろう...そんな事を考えていると僕の番がやってきた。


「次7番と15番」


「へっ、泣かせてやるよ"平民"」


別に平民いじりは痛くも痒くもないんだけど...


「俺様の力を見せてやるファイヤーブレス!!」


(氷魔法...アイスドラゴン)


グオォォォォ!!!


「何を召喚したの7番!!」


え、召喚してないし見かけ倒しのドラゴンだからそこまで威力はないはずなんだけどな...ユリウスのおもちゃ程度の力しかない。無詠唱はまだマスターしてないから...


「答えなさい!!7番!!」


「ギャァァ!!助けてぇぇ!!腰が...腰がァァァ!!」


「アッハハハハ期待を裏切らないねぇ、大人しい子かと思えばハチャメチャな子じゃないか!」


『召喚魔法なんて使用してません。ただの氷魔法です。』


「中級魔法を無詠唱でそれもオリジナル魔法を発動できる実力があるのならば高等部でも問題ないでしょう。期待していますよ」


『ありがとうございます。』


「次、24番と32番」


「さーて、氷魔法は僕の得意魔法。イースに遅れをとる訳には行かないからねぇ〜パパっと倒してくるよ。見ててね?イースくんっ」


「それでは!始め!」


「いでよ!アイスシャワー」


「からのぉ〜アイスウォール」


ブスッ....


え、氷の針が地面に刺さった...それが雨のように降るって事は...


相手は逃げ惑うかそれを突破して氷の壁に穴を空けて攻撃しない限りエフには攻撃が届かない


「君の得意魔法は既に把握済みだよ、おいでフェニックス。あの子を殺して。」


キエェェェェェ!!!


ドカンッ!!


大きな音と共に大きくて分厚い壁が溶けて崩れ落ちた。


「全く、マントが燃えてしまったじゃないか。君、殺気が高すぎやしないかい?」


「うるさい。シルフ、彼の四肢を切り落として」


スパッ...ズシャ


シルフの素早い攻撃を氷の壁を何枚も重ねて耐えた。


「ちょっと酷すぎるんじゃないかい?こっちも本気で行かせて貰うよ?」


「じゃあこっちも...ジン、イフリート、あの子を...」



「そこまで!!素晴らしい試合だったわ。2人とも高等部確定ね」


「「ありがとうございます」」


こうして恐ろしい実力差もある中で高等部、中等部、初等部、の転入生試験が幕を下ろした。

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