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絶対殺す

とりあえず足切断すれば動き鈍るかな...

AAAランク...逃げた方が賢明か...でも今更逃げ道など残っていない...やるしかないんだ。


ダッ...


スパッ


チッ、防御力が高すぎてこの剣じゃかすり傷程度しか与えられない。オーラが使えれば話は別だが生憎そんな技はまだ持ち合わせていない。


『失血死を狙うか...』


グオォォォォォォ!!!!


大きく素早い斬撃が繰り出される。

そのうちの一つが腹部を切り裂いた。思わず後ろに吹っ飛ぶ。


『グハッ...化け物じゃん...』


痛たたた....クリスは大丈夫だろうか、


『クリス!大丈夫....グハッ...』


返事がない。クリスはどんな時でも私に返事を返してくれる。特に戦闘中だとお互いの場所把握のためにも無視する事はしないはずだ。


嘘だろ...最悪な事が頭をよぎる。

私は切り裂かれた腹を止血するとすぐにクリスを探した。もちろん敵の目を潰すのも忘れずに、でないと探す前に殺されてしまう。


『クリス!クリス!何処だ?!クリ....』


そこに居たのは両足と両手がちぎれているクリスの姿だった。嘘だろ...どうしてこんな敵の近くにいるんだ....魔法使いはもっと後方のはずだ。

なんで....死ぬ?クリスが?嘘だろ?あんなに優しくて完璧なお嫁さんのクリスが?

嫌だ。嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ

嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌...頭が真っ白になった。初めて出会った私の友人...大切な仲間...あの野郎...絶対殺す...殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す

殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す


ハハッおかしいな〜?体が暑い....意識も朦朧としてきた。ただ今はクリスの足をくっつけて止血して....後は....あいつを殺す....だ....け?


ダメだ。考えれば考えるだけ頭が痛くなってきた。身体中も暑いクリスには今持ってる中で最上級のポーションをかけて脇に移動させておいた。足が重い....体が暑い...,目の前が真っ赤に染まっていった。


....ドプン....


次の瞬間私の意識は暗闇の中に消えて行った。


目を開いた時にはゴブリンロードは細切れになっており、横にはゴブリンウィッチの姿もあった。無論死体でだったが。

体は驚く程軽く引き裂かれた腹も繋がっていた。何が起きたんだ....誰かが助けに来てくれた?それにしては自分の魔力と...オーラ?まさか私オーラを使えるようになったの?


いや、使えたというよりオーラに使われたというのが正しいのだろうか?とにかくオーラを使ったのは間違いないが制御はしきれていないのは確かだ。


『それよりクリス...!』


クリスの元へ駆け寄ると足と手は繋がっていた。しかし出血が酷い。急いで冒険者ギルドに行かねば…私は急いで証拠を集めるとゴブリンの巣を燃やしてギルドに転移した。

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