出発早々
前回に続き多忙により投稿が遅くなってしまい大変申し訳ございません。
h引き続き読んで頂けると幸いです。
ある程度食材も買い込んだ事だし、遠征へ出発だ!
調査する場所がのっている地図を開くと私達はその場所に向かっての最短ルートを確認した。
『ここを通った方が早いと思うが...こっちの道の方がモンスターが少なく安全そうだね』
「できるだけ魔力は取っておきたいんだよね、だから比較的安全な道を進もう」
そんな話をしながら歩いていると目の前から冒険者が走ってきた。
「逃げてくださぁぁぁい!!」
その声に私とクリスは身構えた。
おそらく新人...もしくは中級者と思える装備の冒険者たちが走り過ぎていった後現れたのはレッドサーペント、
「魔力はとっておきたいって言ったばっかりなのに〜!」
クリスはむすっとしながら詠唱を始めた。
『さて、クリスはどうやって倒すかなぁ〜』
私はというとサーペントの鱗は硬く、剣は刃がかけるか使い物にならなくなるためクリスが攻撃を打つまでの間の時間稼ぎだ。
「ユリウス避けて!」
クリスの合図でサーペントから離れるとクリスは氷でサーペントを丸ごと凍らせてしまった。
「で?君たち、何をしたのか分かってるよね?」
彼らがやったのは魔物のなすりつけと言われる行為にあたる。これは極めて危険であり原則禁止となっていて、過去には故意に魔物をなすりつけてほかの冒険者が死亡した例もある。
「お、お前が走って行ったのが悪いんだろ!」
「私のせいじゃないわ!マズラスがこっちに進もうって言ったんじゃない!」
「俺のせいだって言うのか?!バルシスが調子に乗って奥まで行ったのが行けないんだろ!」
「3人とも落ち着いて!!私達皆の責任よ!まずはこの方達に謝るのが先じゃない?!」
「私辞めようって言ったじゃない!!なんで私も謝らないと行けないの?!」
「もう!ルシア!!人のせいにしない!結局貴方も最終的には賛成したのだから」
何を見せられているんだ私達は...そう思っていると横のクリスがイライラしてるのが分かる...
それもそうだ。魔物をなすりつけられて魔力を消費した上に目の前で喧嘩が繰り広げられているのだから怒るのある意味仕方がない。まぁ私も怒ってないと言えば嘘になる。でもクリスのスイッチがそろそろ入りそうなのでヒヤヒヤしている気持ちの方が勝っている。
ブチッ
ア、オワッタ
無言で冒険者達の足を拘束するクリス...
「さっきからごちゃごちゃうるさいなぁ...そんなんだったらパーティーなんか組むなよ。君たちの頭はダチョウ以下なのかい?まずは謝れよ、そんな事も出来ない奴が冒険者名乗るな。調子に乗って奥まで進んで倒せない魔物にあって逃げ帰る。挙句の果てには別の冒険者になすり付ける。君たち最低だね、絶対ギルドに報告するから。君たち終わりだね(笑)」
クリスを怒らせないでおこう。私はそう心に誓った。




