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第二王子視点1

今日はあの難易度AAランクの魔物の討伐受注した。


「え、これを倒しに行くんですか?」


「さすがに我々だけだと...」


などとアイツらは言っているが気にすることじゃない。俺は強い。学年の剣術でも1位を取っている。何も問題は無い。


「申し訳ございませんがラクレットのみでの討伐は受注できません。」


『は?俺らのパーティーが弱いって言いたいのか?!』


「はい、皆様は最近Aランクパーティーになったばかりですので実戦が足りないので単独での討伐は実戦経験を積んでからでお願いします。」


『分かったよ、じゃあもう一組用意しろ。

足でまといにならない程度の実力がある奴で頼むよ?』


「はい、分かりました。丁度ルーレットのお2人が王都にいるとの情報が入りましたので其方のお2人との討伐で受注しますね」


ルーレットってパーティーは聞いたことないが強いのか?


考えているとルーレットの2人が案内されてきた。


2人は俺を見るなり固まって、そのうちの1人が恐る恐る聞いてきた。


「もしかしてお貴族様ですか?」


なるほど(ニヤッ)

いくらすごい冒険者でも貴族に頭が上がらないわけか。


もう1人はフードを深く被っていて顔が見えない。


そう考えていると簡単な自己紹介が始まった。


「僕はユリウス、今は剣士さ」


「僕はクリス...魔法士...です」


クリス顔がフードからチラッと見えた途端俺達は目を奪われた。


なんて可愛い見た目をしているんだ。

きっと女に違いない。女が冒険者なんて意味わからないが可愛ければ問題ない。


俺の愛人にしてやる。


そう思いながらこっちの自己紹介をした。


早速作戦会議が始まったが向こうが提案してきたのは二手に分かれて敵を探すという方法だった。


『これではクリスにいい所が見せれないではないか』


俺はそうボソッと呟いた。


向こうはその作戦のメリットについて語っている。


「殿下!先程の発言についてなのですが我々が先に倒して亡骸を見せるというのはどうでしょうか?」


ふむ、いい案だな。仮にも冒険者だ。強い魔物を倒した証拠を見せれば俺に惚れるに違いない。


『いいだろう。その案に賛成だ。』


その後二手に分かれて探し回ったが一向に見つからず、焦り始めていると魔道具が光った。


『な?!向こうが先に見つけただと?!』


俺のプランが!!


『行くぞお前ら!アイツらに手柄を渡すな!』



俺らは魔道具の示す方向に全力で向かったが着いた時には魔物の首はあのいけ好かない剣士によって切り落とされていた。


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