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入学式とハプニング

あれからクリスとサンドバッグで戯れて過ごしてるうちにあっという間に入学式が近づいて来た。


3年って早すぎやしないか。話はズレるが私はこの3年間で私の個人ランクはBランクまで上がっていた。


本来ならAランクでも問題は無かったそうだがそれは丁重にお断りした。


何故かって?Aランクからはお貴族様の護衛など対貴族の依頼が増えるからだ。


ほぼ強制な依頼も少なくは無いと聞いた。

貴族に関わってもいい事などないのでBランクで止まっているという訳だ。


ちなみにクリスもBランクだ。今では凄腕の魔法使いになっている。


魔力量だけなら赤ん坊の時から訓練していた私の方が上だが、技術ではクリスには頭が上がらない。


サポートも完璧でまさに理想のパートナーだ。

近々サブ火力を入れたいと考えているがそれはまた出会いがあればの話。


話がズレるのは私の悪い癖だ。さて本題だ。

入学式、つまりは公爵令息や王家の子供達が集まる場所。


気を引き締めて行かねばならない。

私は戦場に行くつもりで制服に袖を通して気合いを入れて入学式を迎えた。


長々とした話を聞いている間私は魔力を練り上げていた。魔力を練り上げて細かい操作の練習をしているのだ。


ステージの上には高位貴族の令息や令嬢が並んでいる。今後とも付き合う事の無いことを祈る


そんなことを考えているうちに入学式は無事終了。今度は校内見学だ。


一日の予定が全て終了して明日は自己紹介だ


どのクラスに振り分けられるかは明日わかるのだ。


今日は寮でゆっくり休めるという訳である。

私は自分の部屋に入った時に目に入った手紙を手に取る。


『何これ、お父様からだ。』


私は知らなかった。この後手紙の内容に絶望する事を...


手紙を開けて入っていたのはまず入学おめでとうの言葉だった。


だが読んでるうちにだんだんと話は縁談の話に変わっていき、最終的には私に婚約者がいた事が分かった。


終わった。今までの努力が水の泡では無いか。

何故だ。何故婚約者ができたのだ。しかもお相手は公爵令息で名前はステファン・ルキストロネ


私とは同学年だそうだ。


どうすればいい...そうだ!会わなければいいんだ。そうすればきっと向こうも興味を無くしてくれるに違いない。


確かお父様の手紙には紫の髪に青い瞳を持った子だと書いてあった。クラスが違います様に。私は祈りながら眠りについた。

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