表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
34/64

レオの1日(3)

 本日3本目です。



 今日の全ての授業が終わり、短いホームルームの時に担任の教師が、


「レオ君、魔法実習の教官からの言付けが有るんだけど、」


 と、皆の前で話し出した。

 僕は、授業時間を潰してしまったので、怒られるのでは?とドキドキしていたが、担任の話しは以外にも、


「レオ君の魔法における、魔力操作は、過去に例を見ない程の完成度だった。

 授業自体は、潰れてしまったが、君の魔法に耐えられなかった結界が弱かっただけの事なので、気に病む事はない!

 他の生徒達は、レオ君と言う素晴らしい御手本があるので、上を目指すなら、レオ君に解らない事等、教えて貰うといいんじゃないか、レオ君、クラスメイトが教えて欲しいと言ってきたら快く教えてあげると、クラスの友達といい関係を築く事が出来ると思うよ。

 それから、私にもたまには、教えてくれると、ありがたいかな。」


 と担任の教師は、魔法実習の教官から預かったメモを読み上げてくれた。

 教官のメモには、異物を見る様な皆の視線に、心を傷めていた、僕への気遣いに溢れていた。

 担任の読み上げるのを聞いて目頭が熱くなった。


 クラスの皆が、今度教えて欲しいと言ってくれた時には、異物を見る様な目ではなく、普通の眼差しで僕を見てくれたので、涙が流れそうになった。

 僕はいいクラスメイトに恵まれたと思った。



  その頃教官室では、


 魔法実習の教官が、教官室の他の教官に、口を開いた。


「今年の特優学級(トップクラス)、凄いのが居るぜ!」


「誰なんだ?まさか10歳の飛び級なのか?」


「まさかのそれだよ、今日、結界が壊れただろ、あれな、その10歳がやったんだよ。」


「マジか?」


「大マジ!魔法用の的になんか、一瞬で蒸発したし、大体、炎属性の魔法を収束させるなんて芸当、俺にも出来ないし、間違いなく魔法に関しては、俺よりも遥かに上の次元だわ。」


「そんな凄いのか?」


「この中に、この学院の結界を壊せる奴いるか?」


「そりゃそうだ、あのロリッ娘理事長ですら、自分で張った結界を壊せないって言ってたんだぜ!」


「て事は、あの飛び級の魔法は、理事長以上なのか?」


「そうなるんじないか?」


「じゃあ、国内最強って事だぜ、10歳の坊やが!」


「ところが、もっと凄いのが居るかも知れないぜ、あの飛び級、魔法は、姉に教えてもらったと言ってるから、アイツの姉貴こそ、本当の化け物かも知れない。」


「でも、そんな凄い奴が居るなら、少しぐらい噂になるんだが、そんな話し聞かないぞ!」


「そうだな、ただ単に、教えるのが上手いだけかも知れないな。」


「理論武装の頭でっかちてか(笑)」


「でも、それなら、あのレオを育てた理論を、教えて欲しいと思わないか!」


「我が国の魔法が、100年進むかも知れないな。」


「なぁ、剣術の方も、1人凄いのが居るぜ、」


「10歳か?」


「いや、10歳は、年齢を考えるとかなりのもんだが、ルナって生徒に比べると話しにならん!」


「1年の3大美人の1人か?」


「何だそれ?」


「知らないのか?有名な話しだぞ。

 トップクラスの、レイナ、ルナ、ルミナの3人だ、既にファンクラブがあるらしいぞ!」


「で?それが?」


「ハッキリ言って、久し振りに、刀を選んだんだが、シャレにならん!あれ程美しい剣筋は、3年前に勇者認定された、アレックス·エドワーズ以来だ!」


「要するに、剣も魔法も規格外が今年の1年生に居るって事だな。」


「成る程、今年は豊作って事だな!」


「そう言う事になるな。」


「久し振りの臨時ボーナスが期待出来るな。」



 教官室では、呑気な酒盛りが始まった。


 この時、教官達は、まだレオとルナの他にも規格外の生徒が居ることは知らなかった。

 レオの1日、次は、その番外編の予定です

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ