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レオの1日(1)

 長くなりそうなので、分けたけど、1話にしては短いかも。

 レイナ、ルナ、アレイシアの3人が、異空間で、同盟を結んだ事など、知る由もないレオは、一限目の授業が、始まっても戻って来ないクラスメイトの事が気が気では無かったが、授業が始まってしまえば、根が真面目な性格のレオは、普通に授業に集中していた。


 そして一限目の授業を終ると、ほぼ同時に3人そろって戻って来たのだけれど、教室を出る時とうって変わって、仲良くなって帰って来た。


 何事も無くて良かったと胸を撫で下ろすルミナと「いちいち気にしてんじゃねーよ。」と言ったルイスが対照的だったが、3人共仲良くなったので、内心ホッとしていた。

 しかし3人は、休憩時間に揃って教室を出て行った、そして、休憩時間が終る頃、机と椅子を持って戻って来た。

 アレイシアさん、本気で授業を受けるつもりらしい。

 結局、最後列に座るレオの後ろに机を並べ、3人でジャンケンして座る席を決めていた。

 最初は、右にアレイシアさん、左にルナさん、後ろにレイナさんの席順だったが、授業時間になり、教師が入って来てアレイシアさんの顔を見るなり、かなり驚いていたが、アレイシアさんが、


「妾を気にせず、授業をせんか!」


 と一喝するも、とてもヤり辛かった様で、かなり精彩を欠いた授業となった。

 そして、3人はまたジャンケンをして席順を決めている、どうやら1時間毎に席を変えるみたいだ、ちなみに今度は、アレイシアさんが後ろの席になっていた。


 その後、昼食の時には、レイナさん、ルナさん、アレイシアさんの3人は話があるからと、何処かへ行ってしまい、1人で食堂へ行くと、3年生のお姉さん達のグループに捕まり、次々に「はい♡あーん♡」って色々食べさせてもらえた。

 

 何か診療所にいた頃に、いつも待合室にいる常連の奥さん達に可愛がられてたのを思い出した。


 メルローズちゃんやエルちゃんは、元気なのだろうか?ユ·スの街を出て、学院の寮に入ってまだ、そんなに日にちも経ってないのに、ホームシックなのだろうか?

 でも、普段は、レイナさんやルナさんと一緒にいて、レダ姉さんやカルナ姉ちゃん達といる様で、気にならなかったけど、今日の様に1人で居ると、不意にユ·スの街が懐かしく思えるのは、向こうで、多くの人達に沢山の愛情を貰っていたからだと思う。

 そんな事を考えていると、少し暗い表情になったのか、3年生のお姉さん達が、「どうしたの?」って聞いてきた。

 学院に入る前の事を思い出していたと言えば、


「そうね、レオ君は、まだ10歳たから、お家が恋しい年頃よね。

 寂しくなったら、何時でも私達の所に遊びにきてね♡」


 って隣に座っていた、お姉さんが優しく抱き締めてくれて、頭を撫でてくれた。

 その後は、「あんただけズルい!」って代わる代わるハグされて、女子寮の部屋番号と名前のメモを渡されたのだけど、女子寮って男子は入れないよね。


 3年生のお姉さん達に解放されたのは、昼休みが終る直前だった。

 午後の授業は、入学してから始めての実習授業がある。

 先ず剣術の授業で、次が魔法の授業と午後からは、実習2本立てなのだが、3年生のお姉さん達のお陰で、少し食べ過ぎて、お腹が苦しい、剣術の授業、大丈夫だろうか?

 剣術の授業は、めいめい好きな剣を持っての素振りだった。

 僕は、カルナ姉ちゃんに教えてもらった、両手剣を使ったのだけど、大半の人は、片手剣だった。

 変わったところでは、エルフの2人はレイピアを使って、ルナさんが片刃の反りの入った両手剣を使っていた、刀と言う名前の剣で、切る事に特化した剣だと教えて貰った。

 授業自体は、素振りばかりだったのだが、講師の先生は、あらゆる剣に精通している様で、各剣に合った最適の技術をレクチャーしてくれた。


 そして、本日最後の授業、魔法の授業がこれから始まる。

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