学校の事
今回は学校の話し
クラス長を決めた翌日、基本的に今日まで、授業らしい授業はない。
ならば、何があるのかと言うと、学校の設備見学、各教科の講師の紹介並びに、各講師による授業の進め方と、1年のうちに到達するべき目標。
そして、特優学級の設立された理由の説明をうけた。
学校自体には、貴族クラス、一般クラス、があり一般クラスの中に、特優学級と騎士クラスがある。
貴族クラスは、主に子爵以上の子弟を受け入れるためのクラスで、男爵並びに凖男爵の子弟が主に騎士クラスに多いが、中には、一般の平民に混じってトップクラス狙いで一般クラスの受験をする者も、ある一定数いる。
その中で最も成績が優秀な上位10名程の者は、特待生として、学費並びに寮費が全額免除の待遇でこの王立中央学院の特優学級の生徒として選ばれる。
この特優学級は、形骸化した貴族社会において、下級とされる身分の中から、国の要職に就ける程、能力の高い者を育てる為、現国王が王位に就任してすぐに設立された、比較的に新しい枠組みらしい。
だが過去には、國の要職に就き、爵位を賜った者や、騎士団、近衛兵になった者や、宮廷魔導師、高名な冒険者になった者等を数多く輩出している。
卒業生が、近衛兵や官僚の、王城内での職に就く事も多々あるために、このクラスでは、通常の知識を得る為の座学の他に、公式な礼儀作法の授業、要人警護の為の本格的な、格闘術、剣術の訓練にかなり力を入れている。
したがって、特優学級で卒業した者の未来は、ほぼ約束されたと言っても過言ではない。
しかし、年度末の考察で基準を満たさなければ、一般クラスに落とされる可能性も秘めている。
また、それとは逆に、一般クラスから、成績優秀で特優学級に繰上ってくる生徒も希にいるらしい。
この様に、現国王の方針で、学校内でも実力主義で、厚待遇な地位を勝ち取れるのと同様に、王国内の貴族達も、公爵以外の爵位は、陞爵や降格、ひどい場合は爵位没収と、実力主義の様相を見せているが、余程に酷いミスを犯したり、犯罪を犯さなければ、降格や爵位没収等にならないが、現国王に成って、以前よりも、降格処分や、爵位没収が増えているのは事実なので、貴族達も良い意味で緊張を保っているらしい。
この様な説明か担任から為された、レオは、担任の話しを一言一句逃さない様に耳を傾けていたが、両隣に座るレイナとルナは、非常に退屈そうに、話しを聞いていた。




