クラス長を決める
クラス分けが済むと、クラス別の教室に移動して、担任の話しの後は、クラス全員の自己紹介をした。
クラスは、10人と少人数で比率は男子4人女子が6人と女生徒の方が多い。
魔法適性が5属性の6人と4属性の3人、男子が2人と女子が1人そして、1属性の女子なのだが、この女生徒、リン·ハイドマンが雷属性しか使えないらしい。
通常、雷属性は、派生タイプの属性で、水属性と風属性を持って始めて発現するのに、彼女は水も風も使えないらしいのだが、魔力量に関しては4属性持ちに匹敵する程、豊富な魔力量を持っている。
担任の教師が、最初の挨拶で、今年の特優学級は、例年にない程、5属性と4属性の生徒が多く、通常、5属性持ちは、年に1人居るか居ないかなのに6人も揃ったのは、過去最高らしいと言っていた。
休憩時間になり、担任の教師が、教室を出て行くと、エルフの双子以外の生徒が、僕とレイナさんルナさんの周りに集まり、色々と質問責めにあった。
これから、同じクラスで一緒にすごす仲間なので、嫌な顔も出来ず、皆の質問に答えていた。
中でも、好みの異性は?との質問には困った、隣のレイナさんとルナも、この質問には苦笑いしながらはぐらかしていたが、いきなり2人で抱き付いてきて、レオが好み♡と頬にキスされてしまった。
その瞬間、周りに集まったクラスメイトが石の様に固まっていたが、2人にキスされた僕も当然の様に固まっていた。
レイナさんとルナさんが、悪戯っぽく「レオ君、固まっちゃって可愛い!」と言えば、皆、ふざけてキスしたのだと胸を撫で下ろしていた。
しかし、遠巻きにこちらを見ていたエルフの双子とリンさんの目が怖かった。
休憩時間が終わり、担任が戻って来ると、クラス長を決める事になった。
「例年通りならば、成績が一番良かった者が、前期のクラス長に成るのだが、今年は飛び級のレオ君が一番だった。
本来ならレオに決定なのだが、まだ10歳だから、今年は、誰かやりたい者がいたら、その生徒に任せようと思う!誰か立候補する者はいないか?」
すると、4属性持ちの男子生徒のグレンと言う生徒が、挙手して、
「先生、成績が一番って後3人満点で、5属性持ちですが、何故その中でレオが一番なんですか?」
「ああ、それな、レオは、5属性と公表したが、実は雷属性も発現していてな、本当のところ6属性なんだわ、10歳で、6属性って前代未聞でなぁ、早い話が頭1つ飛び抜けててるんだわ、飛び級だけに。」
担任の話しを聞いた瞬間、クラス中の視線が僕に集まった。
「先生、レオがそんなに優秀なら、誰も文句言わないから、レオで良いんじゃないか?」
「おいおい、俺のギャグは無視か?」
「「「「………………」」」」
「まぁギャグの事はいいや、それがな、レオの場合、優秀過ぎるから、クラス長みたいな雑用をさせずに、伸び伸びと素質を伸ばそうって校長が言うんだよ。」
「じゃあ、クラス長みたいな雑用は、凡庸な奴らに任せろって事ですね。」
「まぁ、言い方は悪いが、有り体に言えば、そう言う事になるわな。」
「じゃあ仕方ねぇから、雑用係は、俺が引き受けてもいいぜ、他にやりたい奴がいないなら。」
こんな感じでクラス長は、グレンに決まった。
「レオ、雑用係は、俺に任せて、勉強頑張れよ。」
グレンが笑顔で僕に話し掛けてきたのだが、先生が、
「グレン、心掛けは、大した物だが、その砕け過ぎた言葉遣いは感心せんなぁ。」
「そう言う先生も、結構フランクな喋り方だと思いますよ(笑)」
「俺は、いいんだよ!礼儀作法の講師じゃないし。
こんなんだから、お前達も話ししやすいだろう(笑)」
「違いないや(笑)」
と笑いに包まれてこの日の授業は終わった。
クラスメイトの名前は、絡みがある時にボチボチ出していきます。
しかし、エルフの双子の名前がまだ決まりません(汗)




