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絶対無職★シープマン  作者: taro_hanabusa
4.審判の日 〜ジャッジメント・デイ〜
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55/155

4-8


ゆったりとした黒衣の裾を、逆まく風にはためかせ。


仮面の男が進む道には、怪人ミュータントたちの折り重なった死体が山と築かれた。


そこに白馬で現れたのは、例の青騎士、ブルー・シュバリエ。


メカ・カタパルトの無残な残骸に激怒した彼は剣を抜き、

馬の背中からひらりと飛びぶなり、必殺技を繰り出した。


一分間に千発の突き。


だが、その突きの合間を抜けて、仮面の男はやすやすと剣の持ち手のそばに近づいていた。


五指を揃えた手刀しゅとうやいば


直後カメラにきらめいたのは、切断された剣の刃先がくるくると宙を舞い陽に光る、その一瞬の反射光であり——


驚きに目を見張る青騎士が、自分の胸を貫きえぐった敵の手刀を見下ろして、はげしく吐血するまで2秒。


彼がその場に崩れ落ちると、敵は途端に興味をなくし、ふらりとその場を去ろうとしたが、



カンフー・マスター「チャン・ドラゴン」の、蹴りがその後頭部を撃った。



「アチョーッ!!!」


音はなくとも口元だけで、どんな叫びか想像できた。


近接距離ならコイツが強い、

「並」の敵なら倒せただろう。


だが不意を突いた鋭い蹴りも、仮面のヤツにはまるで通じず。


何事もなく振り向く敵に、なおも追撃を打ち込むチャン、

その高速の拳足さえも、ぬるぬるとした動きでさばかれすべて虚空に流されていく。


ドラゴン決死の崩拳も、最後はなんなく打ち返されて、その衝撃でチャン・ドラゴンは瓦礫ガレキの山に吹き飛ばされた。



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