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第七話 朝ご飯食べて出かける準備

布団で寝ていたマオ、後ろから抱かれている感覚で目が覚める

「おはよ~マオちゃん」

ミオである

「な、なんじゃ胸を揉んでどうするのじゃ?」

とマオ

「朝ご飯出来たか起こしに来たの、食堂で皆と一緒に食べようね」

と言いながらミオはマオの寝癖を胸のポケットから出したブラシで直してあげる

「うむ、今朝はなんじゃ」

「ご飯と味噌汁と卵ね」

マオはミミを肩に乗せる、ミミは滅多なことでは鳴かないし

マオの指示がない限りは動かないでいることも出来る

そうしていると縫ぐるみを肩に乗せてるように見える

食堂に2人が入る

「おはようさん」「おはよ・・・」おはよ~」

ケンとシノ・ユウの3人が席について食事をしていた

「おはよう、みんな」

と言い終わらないうちにミオはユウの後ろに瞬時に移動し抱きしめながら言った

「おはようユウ、食事した後はマオちゃんを周辺案内してあの二人にも会わせてあげてね」

「うん、わかった」

ユウが答える

「ホー、あのヒヒ爺に会うんか、まぁヨロシュウ伝えといてくれや」

とケン

「私も巫女様に・・・」

とシノ

「うん伝えるよ、でも2人は行かないの?」

「あほか~魔王討伐の為に死ぬほどヒヒ爺にしごかれた後の久々の休養ちゅうのに

何が悲しゅうてヒヒ爺に会わないかんのや」

とケン

「私も・・・あと宿題もやらないといけないから。ケン君一緒にやろ・・・」

とシノ

「しゃーねーな飯おわって準備した後自習室でな」

とケンが答える

自習室、社員寮として使われていた時に資格習得などの勉強するため部屋で食堂の隣にある

「ユウ君も宿題忘れないようにね・・・」

とシノが言ってケンと一緒に食堂から出ていく

「うんわかった、そういえば母さん2人に連絡とれてるの?」

とユウ

「ママと言ってといってるでしょ、連絡は昨日のうちに終わってるわ」

とミオ

「そうなんだ、じゃ暫くしたらまたここで待ってるから」

ユウが言って食堂から出て自室に外出の準備をしに行く

入れ替わりに

「ミオちゃんマオちゃんおはよう」

と初代様が2人の食事を持ってきた

「おー待ちかねたぞ、米が真っ白ではないか研ぐの大変じゃろう」

とマオ

「機械で精米してるからそこまで研がなくてよくなったのよ」

と言いながらミオが卵を割り醤油をかけてかき混ぜご飯にかける

「卵を生で食うのか?食中毒とか危ないとか聞いたが?」

とマオ

「餌とか飼育環境とか衛生的に管理されて排卵後すぐに卵が洗浄されるとかで安全らしいわね

こんな面倒なことして生卵食べるのって日本ぐらいらしいけど」

とミオが答える

「食への執念が凄まじいな・・・」

と答えながら玉子かけご飯を食べるマオ

「トロっとした卵と温かいご飯の合わさった食べ心地と黒いのの辛味が絶妙でうまいの~」

ご飯を食べ終わったマオ、ミオに連れられて洗顔や歯磨きなどを終え

洗濯され乾いた魔法使い風の服に着替える、他にピッタリな服がないから

マオの着替えを手伝いながらミオが

「ユウと挨拶回りし終わったら私と服とか身の周り物を買いに行きましょうね」

と言う

「うむ、よろしくな」

とマオ

着替えを終え食堂で待つユウの元へ行く2人

「ユウお待たせ、マオちゃんのこと宜しくね」

とミオがユウに抱きつきながら言う

「また抱きついて・・・わかったから離れてよ~」

とユウ

「仕方ないわね~」

解放されたユウ

「マオさん出掛ける前にこれみて」

と一枚の紙をテーブルの上に乗せる、この周辺の間略図だ

「この真ん中のが森で東京ドーム10個分くらいの広さってマオさんにはわからないね・・・

とりあえずその森の南側に工場や寮があって東に剣道場、北に学校群で西に神社があるかんじ

順に回っていくからよろしくねマオさん」

とマオに向かって手を伸ばすユウ

「うむよろしくなユウ」

とユウの手を取るマオ


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