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化学修士の僕が異世界で錬金術を専攻した結果  作者:


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そういうことか

状況が変わったのは、それから一週間も経たないある日だった。

魔物の国が内部分裂する前に、魔王が反撃に出たのだ。


魔王はまず、町の各所で小鳥を飼うことを命じ、小鳥が死ねばすぐに町から逃げるよう徹底した。

小さな生き物は、我々よりも致死量が少なく、毒物に対して敏感である。

これにより、サリン作戦の成功率は格段に下がってしまった。


さらに、トリニトロトルエン爆弾の原理を理解し、炎による起爆を必要としない改良型でヘイラムを攻撃してきたのだ。


サリンにカナリア…

トリニトロトルエンの合成…


何故異世界人の僕にしか知り得ない対策や合成法を魔王が…?

僕は嫌な予感がして、兵士に尋ねた。

「あの、魔王の名前ってご存じですか?」




「口にするのも恐ろしい…



…ノブヒサですよ。」


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