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第一章第二話 仲間

前準備が長いです。まだ農業に辿り着けてません。もう少し待って下さい。出来たら感想や評価を頂けると作者のモチベーションが上がります。よろしゅうに。

第一章第二話 仲間


 子爵領から騎士爵領に向かう街道をゆっくり馬を歩かせている。俺は馬の手綱を取って引くようにして歩いていた。


 馬には荷物やら水の入った樽を乗せているので乗っていない。無事に冒険者登録を済ませ、仲間集めに失敗した俺は今後の事を考えていた。


 冒険者ギルドで魔法の基礎やスキルは身に付けたけど、思っていたよりモンスターが強い事。仲間を集めようにも人気がない事。


 今後開墾するにしても資金が乏しい事。資金を集めるための準備は出来た事。思っていたより自分には才能があったが運はなかった事。


 そんなことをつらつらと考えながら歩いていたら子爵領の街に到着した。来るときは余裕をぶっこいていたので最短距離の山越えを選んだが、来る時の旅で学んだ。


 モンスターが強いと言うことを踏まえ、安全な平地の道を進んで来たのだ。遠回りになるが安全が第一だ。死んでしまったら元も子もない。


 来る時とは違う道なので初めての街だ。領都とは比べるべくもないが、一応街の規模ではある。まだ村であった頃の面影が色濃く漂っている街。


 帝国最南端の街になるのだろうか。この先は村しかないはずだ。ここで開墾のための準備を整える予定だ。


 暫くは南部大森林に分け入って野宿になる。家を建てるにも畑を作るにも時間がかかるはずだ。


 野営準備やら保存食、木を切り倒すための斧、枝を払うための鉈、井戸を掘るための道具類、家を建てる大工道具。


 最も重要なのは技術かな~、何も知らん。生活するための生活用品や農業をするための種または苗はまだ必要ないだろう。・・・あとは戦闘準備か、一人なんだよな~。


 実は仲間集めに関してはそれほど落ち込んではいない。いや、落ち込んでることは落ち込んでるけど・・・。


 南部の大森林にはちょこちょこ探索目的で冒険者が訪れるのだ。南部の大森林は山あり谷あり、洞窟あり遺跡もある。


 さらに大森林のその向こうには何があるかまだ分かっていないのだ。魔獣や魔物も手強く得られる核や毛皮なども良い稼ぎになるらしい。


 だから一攫千金を狙う冒険者を仲間に勧誘できる可能性は高いと思ってる。俺の魅力が高ければだが・・・。


 ふと気が付いて物資の調達のかたわら商業ギルドに顔を出してみた。農業ギルドはないが農家も作物を売るので商業ギルドに加入してたりする。


 何か情報が得られるんじゃないかと思ったのだ。俺は完全な素人だ。開拓は出来ても開墾は出来ない気がする。農業に関してアドバイザー的な物はないかと思ったのだ。


「すいませーん。こちらは商業ギルド支部で合ってますか?」


 ぱっと見にはただの商店の様に見える。並んでる物は雑貨だ。木造平屋藁葺屋根の農家に近い作り。


 その縁側部分を改築して商店にしているのだろう。奥から小太りのおじさんが現れた。いたって普通の商人風。豪商とかではなくまた行商風でもない。


「はい、はーい。合ってますよ。ええ、商業ギルド支部も行ってます。ご加入希望の方ですかな?」


「ええーとですね。加入するかどうか分からないので、商業ギルドが何をしてる所か知りたくて訪ねました」


「ほうほう。商売の互助組織に近いですな。お金の預かりなんかもしてます。商売するにはやっぱりお金は必要でしょう。しかし大変重いのですよ。大量に持ち歩けない訳です。そこでギルドに預けて現地のギルドで引き出したりするんですな。あとは商売の仲介なんかもやっとります。これこれが欲しいならあいつが持ってるなとか知っとる訳ですから、仲介料を頂いて目的の物を持ってる商人に渡りを付けるんですよ」


「ほ、ほほう。農家なんかからも買い取りや注文なんかもされているんですよね」


「ええ、ええ。しとりますとも。農家や、工人、鍛冶屋、薬師、教会とあらゆる所としとります。それがなにか? おお! 必要な物がおありなんですな。お任せ下さい。ギルドに加入してなくともそれならお客様です。仲介ならさせて頂きますよ」


 あっ、そうか。仲介してもらえば良いんだ。なるほどなるほど。ん? 待てよ仲介料を取られて農家を紹介してもらう必要ってあるか?


 父様の領地に行けば農家はそこそこある。それも俺の知り合いだ直接頼めるよな。


「いや、そう言う訳でもないんだが、独り立ちしようと思って何が出来るか探している所なんだ」


「さようでございますか。ならば行商などをされるおつもりでしょうか? 行商をするならばやっぱりそれぞれに縄張りがありますから行商を行いたい地域の商業ギルドに加入する必要がありますな。それに行商とはいえ商人のはしくれ、目利きが出来ませんと痛い目に遭います。それ相応の師匠の元で修行を行いませんと難しいかと思いますな」


「そ、そうか。俺がすぐできると言うものではないな。すまなかった。邪魔をしたな」


「いえいえ。またのお越しをお待ちしております」


 商業ギルドには実際に作物が出来てからで良いな。ん? 鍛冶ギルドはどうだ。斧やらクワやら修理が必要になる物もあるだろう。自分で出来ればいい。


 いやいやいや、自分で出来るなら鍛冶屋はいらないってことだ。なんかパニクってるのか俺? やっぱり一人だから心細い。心配やら不安やらが先に立ってしまい余計な事を考えてるようだ。


 大丈夫大丈夫。俺なら農業は出来る。いや、出来るのかホントに・・・不安だ。必要な物を揃えて宿を取る。今日はここまでだな。


 そうだ! 足りてるかチェックしとこう。ナイフよし。斧よし。鉈よし。クワよし。鎌よし。桶よし。剣よし。鎧よし。野営用具よし。火口石よし。水筒よし。雑納袋よし。


 大丈夫だな。俺が思いつく物は持った。ああ、魔法の袋欲しいな。なんでもかんでも入って重さも感じないって言うし。腐らないのがさらに良い。でもものすごく高い。皆欲しいよな。


 そんなこんなで馬を引きつつ旅を続け子爵領を抜けて、父様の領地にやっと入ったのが七日目だった。


 時間がかかっているのは、平野部を通って遠回りしていることもあるが途中魔獣討伐やら薬草採取をしながら来たからだ。


 冒険者ギルドの基礎講習で魔獣の皮の剥ぎ方や肉の食べ方、保存の仕方なども学んでいるので資金になりそうなものを取りつつ帰って来たのだ。もちろん自分を鍛える目的もある。


 父様の領地に入って少し、前方に冒険者と思われる集団がいる事に気がついた。どうやら野犬の群れと闘っているようだ。・・・父様もう少し領内の治安を。


 俺は少し悩んだが加勢することにした。馬を連れているから木に登る戦法が使えないから考えたのだが、前方の戦いが五分五分だったので俺が加勢すれば逃げる羽目にはならないだろうとの思いがあったからだ。


 案の定俺が不意打ちに近い状態で野犬を二匹倒し参戦すると、一気に形勢が傾きその後それぞれが二、三匹の野犬を斃して群れが逃げ出した。


 野犬の群れを斃した後、落ち着いて冒険者と向き合い軽く驚いた。珍しく女性だけの冒険者パーティーだったからだ。


 リーダー格と思われる剣士は女性としては...いや正直に言おう。男性を含めても高身長だった。当然俺は見上げなければならない。


 肌は赤銅色に焼け、赤毛を蓬髪のまま後ろで一括りにしている。・・・うん。全体的にデカイな。


「すまない、助かった。ありがとう。君も冒険者か?」


「ああ、気にしないでくれ。ちょっと迷ってしまったからな。冒険者登録はしたが、冒険者と言う訳ではない」


「あれだけの野犬の群れです。躊躇するのは当たり前です。でも君は加勢してくれました。感謝を」


 優しげな顔に長い金髪をたなびかせたまま司祭服の女性が話しかけてきた。


「そうだぜ、僕だったら関わらないぜ。サンキュウな」


 やや小柄な青い髪を短くし、身軽に野犬をあしらっていたかと思うと鋭い一撃で野犬を斃していた少女だ。


 そしてフードを目深にかぶって、どういった人物か外からでは分からない女性が軽く頭を下げ謝意を伝えてきた。


「無事でよかった。俺も前に襲われた時は木に登って避難するしかできなかったから。君達も南部大森林を目指してるのかい?」


「いや、その帰り道だ。シュナイダー卿からの許可が出なかったんだ。私達の冒険者ランクがDだったからまだ早いと言う理由でな」


「・・・Dランクでも許可が出なかったのか? おかしいな。そんなことはないはずだが...」


「恐らくだが私達が女だったからだと思う。実際のランクより下にみられる事が多いんだ」


「そうか、それは残念だったな。...一つ提案があるんだが、俺と一緒に行かないか? 俺だったら大森林に連れて行ってやれると思う。まだ冒険者登録したばかりだからFランクだがどうだ?」


「君の剣筋は正規に剣を習ったものだろう。ランクが低いのはホントに登録したばかりだからだろうな。シュナイダー卿に伝手でもあるのか?」


「ああ。俺はシュナイダー騎士爵の五男坊だ。自立するために冒険者登録に出かけていた帰り道だ」


「!? これは失礼しました」


 俺が貴族の子息と聞いて、驚き慌てて口調や態度を改める冒険者たち。


「そのままでいい。一応貴族ではあるが、俺自身は爵位も領地もない。ただの騎士爵の息子ってだけだからな。それも貧乏騎士爵家だ」


「ふふ、ご謙遜だな。シュナイダー家と言えば三代続く貴族家。先の大戦では単騎で敵の大軍の横っ腹に突撃をかけて帝国の危機を救ったと聞いている。ゆえに南部大森林を抑えるため、この様な僻地に領地を構え、領民の苦労を抑えるために税率も低く抑えている。名領主だ」


「うん。それは父様や兄様だ。人に褒められるのはうれしいな、ありがとう。大森林に入るのは、俺の護衛もしくはパーティーと言う理由ではどうだろう? 俺は大森林を開墾するつもりでこれから入るんだ。大森林に入ったら俺が開拓する場所を拠点にして探索すればいい」


「君の提案をちょっと仲間と相談したい。少し時間をもらえるか」


 そう言って俺から距離を取ると四人で固まって話し合いをしているようだ。俺は馬を休ませてやる。


 彼女たちの議論は白熱しているようだ。これはチャンスだとか、いくらなんでも無謀だとか、言ってるのが聞こえる。


「待たせてしまったな済まない。結論が出た。同行をお願いする。しかし、いくつか条件がある。あのフードの仲間の事は詮索しないでくれ。大森林に入ったら正体を明かす。それと資金が乏しいんだ。無駄足をしてしまったのでな。近々に何か仕事をしないといけない。それで...護衛として雇ってくれないか? そうだな、一日銅貨十枚寝床食事付きで良い」


「...格安だな。うーん、正直資金が乏しいのは俺も同じなんだ。多少の持ち合わせはあるが、これからの事を考えるとそうそう散財も出来ない。だから、パーティーを組もう。これから得られる資金を担保に、暫くは俺が面倒を見よう。あまり期待しないでくれよ。ほとんど最低限になると思う」


「ああ、それはしょうがない。泊る所は大部屋で皆一緒で良い。食事も豆のスープに黒パン、干し肉程度で我慢しよう。では改めて自己紹介をしよう。私がマイヤ、司祭服のがヤルルーシカ、そっちの小さいのがミヤだ。そしてそのフードのがリュディシディリアなんたらカンタラで長いからリュディーと呼んでいる」


「俺はサラ・シュナイダー。宜しく頼む」


 こうして仲間を得る事が出来た。俺はいきなり死ぬことはなくなったと安堵した。聞けば、彼女達は冒険者ランクはDだがギルドランクはEとのこと。


 あまりギルド依頼をこなしていないそうだ。マイヤが十九歳、ヤルルーシカが十七歳、年下だと思っていたミヤが十六歳、リュディーは二十二歳だそうだ。何と皆、お姉さんだった。


 マイヤは龍人族の血が少し入っているために大きいのだそうだ。ヤルルーシカは何とゲシュタル伯爵のご令嬢だったらしい。


 十三歳の時に侯爵のひひじじーの後添えに望まれて修道院に駆け込んだそうだ。さらに侯爵の手が修道院にまで伸びてきたので十四歳で修道院も逃げだして冒険者になったそうだ。


 ミヤはハーフドワーフ、鍛冶を仕込まれたが穴倉(鉱山)の暮らしになじめず人間の世界に来たそうだ。鍛冶は好きだったから修理なんかは出来るらしい。もちろんリュディーは謎のままだ。


 俺も今までの経緯を話して、開拓を選択したことを告げた。大森林を開拓して騎士爵になれたらいいなー位の気持ちで始め、ダメなら冒険者になれるように登録だけはしてきたのだ。


「さて今日はここまでにしとこうか。今日は野宿だな。シュナイダー領には村が二つしかない。ひとつは領都の村、もうひとつがあと二日程で着く新しい村だ。この新しい村は従士長が治めてる」


 野営の準備を進め、手持ちの食料で腹を満たして早々に寝ることにしたのだが、微妙に俺を挟んで彼女達が寝る様だ。どうやら僕を守る気のようだが、その必要はない事は伝えたのだが...。


「心配するな、坊っちゃん。私達の方が強い。お姉さんに任せておきな、ふふ」


「い、いや俺もそこそこは戦えるし。そんなに固まる必要はないだろ? それに坊っちゃんとか変だろう?」


「ひひひ、だってサラって呼ばれるの嫌なんだろ? しょうがないじゃんか。くっついて寝るのは温かいからさ」


 翌朝案の定、もみくちゃにされている自分を発見した。驚いたことに一番寝相が悪いのがリュディーだった。


 俺の股間を枕にうつ伏せ(・・・・)に寝ていたのだ。朝はだめだって言ってないけど分かるっしょ。ヤルルーシカとミヤが僕の腕を抱え込み、マイヤがミヤごと俺の頭を抱え込んでいた。


 皆革鎧を外しているから体型がもろ分かりだ。一番スレンダーなボディーをしているのがリュディー、小さい訳ではなく掌にちょうど収まるかどうかってところ。


 その次がミヤだが、体格が小柄だから大きく見える。ヤルルーシカは巨乳の部類に入るな。圧巻なのはマイヤだ。体がでかいから胸もデカイ。慌てた俺が身じろぎしたからか、すぐに皆目を覚ました。


「ん? 早いな。おはよう。坊っちゃん」「おはようございますぅ~」「おはー」「・・・」


「いや、あ、離して。ちょ、ま、待って。ぎゅってしないで。あ、当たってるって」


 慌てている俺を見て彼女達のニヤニヤした雰囲気が伝わってきた。わざと押し付けてくる。止めはリュディーのぐりぐりだった。


「はぅ。あ~~~~」


 悪い事に皆俺より筋力が高い。ガッチリ掴まれてる俺は、力づくでも逃げだせない。四方から押えこまれ手を動かすと触ってはいけない所を触ってしまいそうだ。


 暫くして解放されたが俺はプリプリ怒った。


「ははは、そんなに怒るなよ。軽いスキンシップじゃないか。今まで女だけだったから遠慮がないんだ。これから一緒に居るんだ、こう言うことはしょっちゅうさ。慣れないとな」


 バンバンと俺の肩を叩きながら笑っている。


「もう少し慎みを持って! 俺も男なんだから。わーー、なんで脱ぐの!?」


「着替えるんだよ、当たり前じゃん。これ一昨日から着てるからさ。別に見ても良いよ減らないから。その内触らしてやっからさ」


 ミヤがこれ見よがしに服を脱ぎ出したのだ。


「け、け、け、結構です」


 しっしっし。とか笑いながら大胆に着替えてる。ついチラチラ見てしまった。リュディー以外そんな感じで着替えるもんだから、うれし恥ずかしって感じ。さらに二日経ってやっと村に着いた。


「カラナムのおっちゃん、久しぶり」


「サラ坊っちゃん!! 一人で行かれたって聞いた時には、心配しやしたぜ。なにはともあれご無事で何よりです」


「うん。ただいま」


 新村はぼろい木造の掘立小屋のような家が十個くらい並ぶいかにも寒村と言う感じの村だった。これでも畑が大分広がったほうだ。


「紹介しとくよ。この人がカラナム従士長。シュナイダー騎士爵領のナンバー2だよ。まだ兄様達じゃカラナムを越えられてないからね。そんでこっちが僕のパーティーメンバーだよ。マイヤ、ヤルルーシカ、ミヤ、リュディー」


 胡乱げな眼差しで四人を見まわす従士長のカラナム。


「サラ坊っちゃんが世話になるようだな。宜しく頼む。ただし、サラ坊っちゃんにもし何かあったらただで済むとは思うなよ」


「豪傑カラナムと敵対する気はないよ。四人で束になっても逃げ切れるか分かんない相手と事を構えるなんてしたくもない。でも必ずサラを守ってあげられるとは思わないで」


 末っ子の俺は殊の外、皆に可愛がられていたのだ。家族や家臣たちとの仲も良好だったけど、経済的に俺を放逐せざるをえなかったことを皆気に病んでいるようだ。


「カラナムのおっちゃん、心配すんな。これでも突撃シュナイダーの息子だ。野犬ぐらいなら何とでもなるし、下級の魔獣も何とかなることは分かった」


「へえ。しかし、サラ坊っちゃん。大森林は下級だけじゃありやせんぜ。Bランクの冒険者でさえ帰ってこなかったことすらあるんでやすから。ホントに気を付けてくだせぇよ。なにも大森林じゃなくたって、ほかんとこでも生きていけやすから」


「うん。でも大森林を抑え込めれば、シュナイダー領も大分楽になるだろ? 大森林は未知の事が多過ぎるんだよ。なにも魔獣を一掃するとかじゃない。開拓して拠点を作るだけさ」


「じゃあ、挨拶だけだから。このまま領都まで行っちゃう事にするよ」

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