逃げるわよ
「どないしたらこうなんねん!!」
ラムの叫び声がむなしく聞こえる。そこは、廃墟、その目の前には、再び
「え・・・でも」
とぶりっこをしているヤンの姿が、そして、
「あなたと同じ魔法を使っただけよ、確かこうやって」
と再び同じそぶりを見せると、それを見たラムは慌てた
「わ~!!わかtったから!!やめて!!」
ヤンに飛びついて、彼女を必死に止めている。
「わかったわよ」
そう言って、構えをやめたヤンなのだが、エックスの行動が目に入った。そう彼は、ラムのスカートをめくって下着を覗いていたのだった。
「「何をしている!!」」
そう叫んだ二人の魔法がエックスを直撃した。
ちゅどん!!
「あ・・いや・・」
真っ黒になって、鼻血をたらすエックスを見たヤンは容赦なく、ストライクハンマーと言って、ヤンの頭にどでかいハンマーを頭上から叩きつけた。
どか!!
「はう・・・」
ハンマーの下で、ぴくぴくとしているエックスの姿がそこにあった。
しばらくして、彼女たちは、ある気配に気づいた。それは、町を破壊された人々が彼女たちを取り囲んでいたのだった。
「逃げるわよ!!!」
こうして、わけもわからず3人の旅が始まるのだった。