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2.世界観、用語説明

前巻までに登場した言葉の説明です。

湖国ここく


楊珪己らが暮らす国。首都は開陽かいよう、ここに宮城や珪己らの住まいがある。湖や川が多くあることが特徴。現在、第三皇帝の御世となり、前皇帝までの施策の成果もあって、湖国は繁栄のピークに達している。特に首都・開陽は平和で活気あふれ、享楽的な雰囲気すらある。

各皇帝の著名な施策については第一巻の序章や第二巻を参照。


文官・武官


文官は政治、武官は武を担う官吏。文官は科挙、武官は武挙を通過すると就くことができる。どちらも国が認める正式な官吏であるが、平和な今の世では文官が重宝され武官は冷遇される傾向がある。

文官は袍衣を身に着けており、その色で位が分かる。最高位が紫、次が緋色。最下位が緑。さらに下位に官吏補のための濃紺の袍衣もある。

なお、官吏補とは文官の補佐要員であり、正式な官吏ではない。

対する武官は位によらず茶一色の地味なものを身に着ける。

文官、武官ともに、職場に応じた色の玉を腰帯につけている。


枢密院すうみついん


政治のうち、武に関することを担う。武官の管理もその業務の一つであるため、武官は全て枢密院に従属する形をとる。枢密院の特に高位には文官でないと着任できない。以上のことが武官を文官の格下とみなす傾向を助長している。

長官は枢密使すうみつし、その副官を枢密副使すうみつふくしという。枢密使は一人で、現在は楊玄徳が担う。枢密副使は複数おり、現在登場しているのは李侑生のみ。

枢密副使の直属の部下を枢密院事という。二巻では李侑生にこうという枢密院事がいることが分かっているが、今は地方に赴任しており不在である。


中書省ちゅうしょしょう


政治のうち、武に関すること以外、いわゆる文政を担う。長官は中書令、その下には通常二名の参知さんち政事せいじ、通称・参政がいるが、現在は空位。その下に五部があり、それぞれに任が振り分けられている。

五部の長を尚書しょうしょ、その副官を侍郎じろうという。

前巻までに記述された部は以下。

礼部れいぶ

教育と外交を担当し、五部の中でもっともその活動範囲が多岐にわたる。芯国との調印式は礼部のうち、特に外交を担当する礼部侍郎、馬祥歌主導ですすめられている。

戸部こぶ

財政担当。一巻で楊珪己が訪ねたことがある。


昇龍殿しょうりゅうでん


中書省の執務する殿。皇帝の執務室もここにある。

楊珪己は二巻では主にここで活動をしていた。


武殿ぶでん


枢密院の執務する殿、かつ武官の居する殿。武殿に囲まれた中央に武官の稽古場がある。

この稽古場で楊珪己は出会ったばかりの袁仁威と対決し、かつ周定莉と体術の稽古をした。

楊珪己は女官姿でこの殿を訪れたこともある。

楊武襲撃事変はここで起こった。


華殿かでん


宮城内にある三殿の最後の一つ。外壁に囲まれた宮城の中で、さらに内壁に囲まれた閉鎖された殿である。資格のある者だけが玉門ぎょくもんからこの殿内に入ることができる。

殿内には三つの宮がある。皇帝の住む東宮、皇帝の妃と子が住む後宮、それ以外の皇族が住む西宮である。

楊珪己は第一巻では主にこの華殿で活躍した。


楊武ようぶ襲撃事変


今から八年前、貴青二年、当時の枢密副使・楊玄徳の家が襲撃され家人が惨殺され、かつ武殿が占拠された事変。当時の第一隊隊長を中心に、武官の地位低下を嘆く武官によって実行された。当時の近衛軍将軍・鄭古亥による実行者の抹殺によって、事変は一夜で解決したものと公にはみなされている。

この事変をきっかけに、楊玄徳はさらなる施策を打ち出していく。

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