プロローグ
処女作ですよろしくお願いします
「平和」「平等」「愛情」「幸福」「正義」
数多くの著名人、政治家、宗教家、科学者、有りと有らゆる人達が使って語ってきた言葉だ
だが世界は「戦争」「紛争」「テロ」「不平等」「憎しみ」「貧困」「悪」
が圧倒的に上回って蔓延している
日本だけ見ても「格差」「虐待」「虐め」「詐欺」「偽装」「改ざん」「不正」
など数えても切りのない悪事や問題がある。
なぜなぜこんな事を思っているのか?。死に掛けてるから、なぜ死に掛けていると色んな世界事情を考えるのか?多分自分だけだと思う悪い癖だ(笑)
しかし現状は最悪だ
彼方此方から、悲鳴や、助けを求める声、家族の名前を呼ぶ声、怒鳴り声が響き渡り動かない人
出血が酷い人、手足が欠損してる人、聞きたくないが既に亡くなってしまった人もいるようだ
泣き叫ぶ声と絶望と不安がこの空間に拡がっていた
今いる場所はテレビで見た大地震の現場又は、戦争映画の現場だ「現実が追い付かない」状況だ
この原因は、総合ビルが根元から傾いて倒壊し上層部があたり一面を押しつぶした事にある
テロによる爆破事件か欠陥建築物か そのあたりだ
今頃レスキュー隊や自衛隊の救援活動が始まってきた処だろう
でも、もう手足の感覚も無く背中から激痛がする、意識も朦朧としてる。
いくら日本のレスキュー隊と自衛隊が優秀でも地下にいる自分を助けるのには
1時間以上かかる持ちそうにない。 非常灯の薄暗い灯りが周りを照らしている
助けた少女が泣きながら話しかけてきた「大丈夫?おじさん」
「おじさんじゃ・・・いや34歳は立派なおじさんだな、、僕の名前は高坂大樹キミの名前は?」
大丈夫て聞かれて答えをはぐらかす気が付いたらもっと泣きそうだからだ
「青澄虹愛です」
改めて見るとかわいい子だセミロングできれいな瞳だ身長は130位か大きくなったら美人なるであろう
虹愛はすぐ傍に寄って、僕に制服の名札を見てくれた。
小学4年か平均より小柄かな?など阿保な事を考える だが其れよりも
「虹に愛で虹愛ね読めないな!普通、流石、平成生まれ」その言葉聞いて、
「変な名前じゃないです!友達も良い名前て言ってくれます」虹愛は顔を少し膨らませて軽く怒った、
自分にからかわれたと思ったのだろう多分男子にからかわれた事が有るんだな
「ゴメンね、からかった訳じゃ無いよ、うんいい名前だで虹愛は、体大丈夫かい?何処も怪我が無いかい」 「はい大丈夫です高坂さんが守ってくれたので何処もも怪我をしていません」
良かった。助けた虹愛に大怪我でもされてたら助けた甲斐が無くなるからだ後は
自分の所為にしない事が肝心だなトラウマにさせたくない
『よく聞いてくれ。まずこの怪我は君の所為じゃない天災だから気にするなそれに虹愛、自分を責めるなでないと僕が困る助けた甲斐が半減する、だから僕が死んでも自分を責めるな泣くな罪悪感何て持つな!』
かなり身勝手な言葉だ
虹愛が真剣にこちらの話を聞いて頷いている気を強く持ってるみたいだ涙を堪えている
『もし両親会ったら立派な最期だったて伝えてくれよろしく頼む』
意識が遠のいてゆく 未練はあるが後悔は無い
「是非も無し」
虹愛の叫ぶ声が聞こえるがもう無理だ
この日、高坂大樹は死んだ
初心者の拙い作品を読んで頂き有り難うございます><