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ワーウルフとの決着

「エアウォール!」


 自身の足元に弧を描くように短杖が震われ、先ほどの魔法と同じように空間が歪んで見えるほどの大気の塊が発生する。しかし先と違う点もある。それは先ほどの大気の塊は球状あったのに対し、今回は準騎と柚子香を囲うように壁状でありその場を動かないこと。そして何よりも先のエアハンマーよりも歪みが薄く弱々しく見える点。


 それは本来魔法の発動に必要な詠唱を破棄したことにより生じる効果の劣化であった。だが今の現状ではそれで十分だった。

 準騎の手により発動した頭上から襲いくるワーウルフの攻撃を受け止め、容易く破られる。だが破られる瞬間ワーウルフの動きは空中で確かに停止した。停止していた。


「アァァァァァァァァァァァッ!!」


 準騎の咆哮にも聞こえる叫び声。空中で一瞬動きを止めたワーウルフへと全力を込めたハンマーが振るわれる。


 本来なら簡単に避けられてしまうだろう力任せな大振り。腕を振りかぶり鉄球が最大の弧を描き重力を味方につけて降り下ろされる隙だらけの一撃は、空中で咄嗟の動きができないワーウルフ肩へと命中し、そのまま地面へと叩き伏せた。


「エアハンマー!」


 再び詠唱破棄の魔法。先に放ったエアハンマーには数段劣る威力の大気の塊は、叩き伏せられながらも素早く全身を用いてその場から飛び退いたワーウルフを捉えることはできずに地面を抉るだけの結果に終わった。


「エアハンマー!」


 腕を引き重いハンマーを手元に引き寄せながら牽制に放たれる大気の塊は、やはり敵を捉えることなくその背後の木を大きく揺らすだけに終わる。


 素早く屈んで身を沈めることでエアハンマーを躱したワーウルフが、両手で地面を突き飛ばすように上半身を跳ね上げナイフのように鋭い牙の並ぶ顎を開き噛みつきかかってくる。咄嗟にハンマーを持つ右腕を顎の前に割り込ませることで首筋に噛みつかれることを防いだ準騎だが、完全に片腕を封じられることになる。鋼糸等を編み込んだコートのお陰で牙が直接突き刺さることは無かったが、生地越しに噛みつかれた箇所の肌が割けたのか鋭い痛みが準騎を襲う。


 走る痛みに舌打ちし続けて振り上げられようとしている左腕を足で抑え、右腕へは今度は発動の鍵であるである魔法名の発生すら破棄したごく最低限の威力しか持たないエアハンマーでそれを弾く。


「いつまでも……………………、骨じゃねぇぞ!俺の腕は!!」


「ギャインッ!?」


 右腕を噛まれながらも放さなかったハンマーの先を短杖を持ったままの左手で掴み、噛みついたまま離れようとしないワーウルフの側頭部へと叩きつける。


 さすがにこれは効いたのか悲鳴を上げて口を離したワーウルフへ、再度鉄球で殴り付ける。眉間に叩きつけたハンマーから骨を砕く感触が伝わってくる。

 眉間に叩きつけると同時に鉄球を手放しふらつく敵の胸元に短杖を突き付ける。


「風よ踊れ、大気と踊れ、それは終わりなき円舞曲。

 ただ速く、激しく、全てを飲み込む破壊の円舞曲。ゲイルシューター!」


 短杖の先から放たれたのは小さな横向きの竜巻とでも言い表すべき風の渦だった。

 それはワーウルフの胸元を掻き割き吹き飛ばして、再び木の幹へと叩きつけた。


「くそ、最悪だ」


 木の幹に叩きつけられたワーウルフが立ち上がるのを見ながら、準騎は右腕の痛みからこれではもうハンマーを振るうのは不可能と判断し悪態をつく。


 目の前の敵はダメージを負ってこそいるものの戦闘に支障はないらしく、度重なるダメージに怒りに満ちた咆哮を上げている。

 対する準騎は戦闘を続けること事態はできるが右腕をやられこの先はさらに苦しい戦いを強いられることになるだろう。


 ハンマーを振るえない以上このまま持ち続けても重りにしかならないと判断した準騎は、そのまま右手から力を抜いて地面に落とした。


(どうしたものかな。ハンマーだけじゃ不意打ちでなければワーウルフを捉えられそうにない。かといって魔法はハンマーよりも当てやすそうだけど決定打になりそうにない。

 今までテンペスターを使えないって状況そのものがなかったから、まさか武器ひとつでここまでなにもできなくなるなんて思っても見なかった)


 左手に持った短杖をワーウルフに突き付け、自分の足りない部分を自覚して臍を噛む。


(探索者としての俺のスタイル、もう一度見直す必要があるな)


 この場を生き延びられれば、と現状の苦しい状況に弱音が零れる。


 準騎とワーウルフ。互いに互いの隙を見付けようと睨み合い、互いの一挙手一投足を観察し合う形で硬直する。


 その状況に嫌な汗が流れ、焦りそうになる心をいさめるように深呼吸を行い、それを隙と見たワーウルフが動いた。

 顎が地面に付きそうになるほど身体を前へと倒し、まさしく狼のごとき姿勢で地を駆ける。


「大気よ集いて密となれ、変幻たるその身を密となせ!

 大気よ立ち塞がりしものを穿ち爆ぜよ!エアグレネード!!」


 舌を噛みそうな速さで詠唱を成した準騎の持つ杖の先に向けて急激に大気が動く。エアハンマーよりも小さいがそれ以上に大気を歪ませて見せる空気の塊が形成され、地を駆けるワーウルフへと放たれる。

 放たれたのは空気の弾丸は空間を駆ける速度もエアハンマーの比ではなく、無臭無音であり多少光を歪ませているがそれすらも視認できない速度でワーウルフへと迫る。


 エアグレネードの魔法は超圧縮した大気を標的の体内ないしは超至近距離で炸裂させる、準騎が扱える魔法の中でも最も破壊力のある魔法だった。エアハンマーのように魔法名の破棄発動どころか詠唱を破棄することすらできない高難度の魔法。当然連発等できるものではなくハンマーを手放した以上これが当てられなければ、勝ち目は本当に針穴を通し続けなければならない状況に陥るだろう。


 準騎の狙い違わず真っ直ぐに敵の眉間目掛けて宙を駆ける大気の魔弾。


 はしかし命中する直前にワーウルフが跳んだ。


 準騎の攻撃を察してか否かは定かではないが、命中する直前、ワーウルフが地を蹴り宙に舞った。


 十分な加速を持って宙を舞ったワーウルフの下を通過した魔弾が公園の土を踏み固めた地面に突き刺さり、土を高く舞い上げるほどの爆発を発生させる。


 爆発によって舞い上げられた土が準騎たちに降り注ぐよりも速く、ワーウルフが灰色の巨弾となって準騎に襲い掛かる。


(後ろには本城がいる、避けるわけにはいかない!!)


 準騎の魔法は手に持つ短杖がその起点となり、杖先を向けた先にしか放つことができない。エアグレネードを放ったばかりの短杖を改めてワーウルフに向けるよりも敵の攻撃の方が早いと咄嗟に判断し、身体はなんとか身を躱そうと動こうとし、理性が後ろにいる存在を守ろうと躱そうとする身体を無理矢理押さえつける。結果、反する意思に身体が硬直した直後、ワーウルフの爪牙が準騎の身体に突き刺さった。


「ぐっぅっ……………………!」


 攻撃を喰らいながらも硬直した身体を無理矢理動かした準騎は、せめて少しでもダメージを減らそうと地を蹴り背後へと飛んでいた。痛みを無視して動かした右腕にワーウルフが噛みつき、左肩には鋭い爪が食い込んでいた。

 幸いどちらもコートを突き破るほどの力はなかったものの、例え鋼糸の生地とはいえ所詮は薄い布地だ。爪牙は生地越しに肌に食い込み新たな出血を準騎に強いる。


 背後に跳んだ準騎の身体は飛びかかってワーウルフの勢いも合間って、地面に座り込んでいた柚子香の上を飛び越えて地面に叩きつけられた。


「伊久津島君!」


 地面に組伏せられ、その際短杖を手放してしまい反撃の手段を失ってしまう。その光景に柚子香の悲鳴が上がる。


 クラスメイトの危機。それも恐らくは自分がその原因の一つだと感じ取った柚子香。視線は組伏せられた準騎から逸らさずに手だけが周囲の地面を手探りで這い、その指先に固い物が触れる。


 思わず準騎達から外された視線の先には、先ほど準騎が手放したハンマーの鉄球があった。


 恐かった。訳が分からなかった。いったい自分の身に降りかかっているこの事態は何なのか想像すらつかなかった。

 ただこのまま手を拱いていては自分を庇ってくれたクラスメイトが死んでしまうかもしれないことだけはわかった。


 今日一緒のバスに乗るまで話をしたことも無かった。特に仲が良いと言うわけでも無い相手だ。けれどせっかく同じクラスになったのだ、できるならばクラスメイト全員と仲良くしたいと思っていた。そんなクラスメイトが自分のせいで殺されかかっている。

 そう思うと胸の内にあった恐怖はどこかにいっていた。いや、それどころか頭の中が真っ白になってまともに物を考える余裕も無かった。気がつけば身体の方が勝手に動いていた。


 地面に転がっていた鉄球を両手で持ち上げ、なんとか振りかぶろうとして、その脇を赤お陰が走った。


「ギャインッ!?」


 悲鳴と共にワーウルフの身体が宙を舞った。その光景を呆然と見つめていた柚子香の視界には先程まで存在しなかったものが映っていた。


 それはこの薄暗い夜闇の中で赤黒い光沢を持ち、頭髪の無いつるりとした頭部と人のものとは違う大きく膨れたような眼とその上に生えるのは二本の触覚。金属とも違う質感の装甲を持つ鎧から生える二対の腕は細くまるで枯れ枝のようで、しかしそれが持つ槍がワーウルフを弾き飛ばした事実。


「間ニ合ッタカ」


 左右に別れた鋭い顎から甲高い声が発せられ、手にした槍を構える異形の戦士。

 それは人と同じ大きさで二足歩行を行う巨大な蟻の戦士だった。


「安心シナサイ、貴女モ彼モワタシタチガ守リマショウ」


 突如肩に触れられ背後から声をかけられた柚子香が振り返ると、そこにはいつのまにか準騎を救った戦士と同じ蟻人間とでも称すべき者達が各々の得物を手に立っていた。


 その数は五体。


 柚子香に声をかけたのは異形の中でも一際大きな身体の個体だった。


 手に持つのは色とりどりの宝石が嵌め込まれた長さ二メートルはありそうな長杖。身に纏うのは鎧ではなく厚手の豪奢な服に同じく防具というよりも式典などで着るよな華美な装飾を施されたコートだった。


 そんな格好からただでさえ大きな身体は余計に威圧感を感じさせそうなものなのだが、かけられた声はひじょうに暖かで柔らかく、鋭い三本の爪を持った手からは暖かな安心感すら感じさせていた。


「彼ヲ助ケヨウトシタ貴女ノ行動ハ尊イ。シカシ貴女ニコレハ危ナイ。彼ノコトハワタシ達ニ任セテクダサイ」


 彼女(?)はそう言うと柚子香が両手でなんとか持ち上げていた鉄球に繋がる鎖を手に取ると、その細腕のどこにそんな力があるのかと言いたくなるような気軽さでハンマーを取り上げてしまう。

 その姿にあんぐりと口を開けて見入ってしまいかけるが、すぐさま頭を振って気を取り直し改めて目の前の人(?)物に視線を向けた。


「た、助けて頂いてありがとうございます……………………。

 えと、あなた達は……………………?」


「アァ、コレハ失礼。

 ワタシ達ハ《スレアントリア帝国》第四騎士団ノ者デス。

 ワタシハソノ迷宮探索隊ヲ預カル、グランダリア、ト申シマス」


「す、すれあんとりあ……………………」


 返ってきたの聞いたこともない国の騎士団だという答えだった。襲いかかってきたワーウルフといい、自分の理解の範疇から大きく外れてしまっていることを理解した彼女は、一先ずそれ以上考えることを止めた。

 今重要なのは相手の正体ではなく自分達が助かったと言う事実である。そう自分に言い聞かせてグランダリアへ礼をのべると、背後から再び聞こえ始めた戦いの音に振り返った。


 彼女の背後では先のワーウルフと準騎を助けた蟻人間、恐らくグランダリアの部下、つまりは騎士なのだろう戦士が互いの得物、爪と槍を交え戦っているところだった。そして先程までグランダリアの背後にいたはずの他の蟻人間達がそれぞれの武器を手にワーウルフと周囲へと注意向けており、内の二人が両脇から準騎を抱え彼女の下へと戻ってくるところだった。


「グランダリア、か。お陰で命拾いした」


「イヤ、礼言ワレルヨウナコトハ何モ……………………。

 ムシロコチラガ謝罪セネバナラナイ。

 アノわーうるふハ迷宮デワタシ達ガ戦ッテイタ一頭。ソレヲトリ逃シテシマイ貴方タチニ多大ナ迷惑ヲ……………………」


「生きてるんだから別にいいさ。それより何があった?

 歪み周辺の掃除はこの前したばかりだ、Cランクの魔物、ワーウルフなんかは特に入念に探しだして始末した。リポップするまでにはまだ時間があるはずだ」


「迷宮ノ変動デス。

 都市ヤ各世界トヲ繋グ歪ミノ位地ハ変ワッテイマセンガ、ソコへ至ル路ハ全テ変ワッテシマッテイマス。ソシテコノ変動ニヨッテ迷宮内には現在魔物ガ溢レカエッテイル状態デス。

 ワタシ達ハギルドニ登録サレテイル歪ミ周辺ノ魔物ノ掃討ニ参加シテイマシタ。アノわーうるふハソノ射チ漏ラシデス。本当ニ申シ訳ナイ。」


 蟻の顔ではその表情は判り辛いが、グランダリアは心のそこから申し訳なさそうに頭を下げた。準騎を抱えて来てくれた二人の蟻人間も同じように頭を下げ、会話の内容についていけず黙ってぼうっとしていた柚子香は慌てて何かを言おうとするが、意味のある言葉は出てこなかった。

 そんな柚子香を尻目に準騎は頭を振るとその視線を三人の蟻人間に囲まれながらも今だ健在のワーウルフへと向けられる。


「ここいらの掃除もしてくれたんだろ?

 なら礼を言いこそすれ謝られることこそ無いさ。幸いこの世界の人に実害は無い。やつを逃さず倒せばそれで問題無しだ」


「ギギギギギギギ、ソレハモチロンデス。

 コノ世界ノ方々ハ何モ知ラナイノデショウ?ナラバコソ、人知レズ被害ガ出ヌヨウココデカナラズ始末シナクテハ」


 グランダリアの手が準騎右腕に伸ばされる。僅かに腕に触れられた瞬間走った痛みに準騎の表情が歪む。


「怪我ヲシテイマスネ。

 アグァ、マサナラ、フーレンダアサス」


 グランダリアの口から柚子香には聞いたことの無い言葉が発せられると、彼女の杖から淡い翠色の優しい光が発せられて準騎の右腕と左肩を包み込みそして消えていった。


「スレアントリアの回復魔法か、助かる」


「コノ程度、ドウト言ウ事モアリマセンヨ」


 腕と肩の調子を確かめる準騎にショルダーバックが差し出される。ワーウルフに組伏せられた際に肩紐が引き裂かれ転がってしまっていた物だ。


 ショルダーバックを受け取った準騎はそれを地面に奥とジッパーを開けてその口を大きく開いた。本来ならば中にしまわれている物が見えるはずのバックの中には、先を確認することのできない闇が隙間なく納められていた。


 準騎はその闇の中になんの戸惑いも見せずに手を突っ込むと、その中から巨大な鉄の塊を、多目的機構銃、テンペスターを引き出した。


「ならついでだ、あいつはもらっていいか?

 あれだけやってくれたんだ、俺もしっかりと礼をしておきたい」


「ワカリマシタ」


 テンペスターを手に獰猛な笑みを浮かべる彼にグランダリアの苦笑が答える。


「ファンダレース!」


 グランダリアの呼び声に準騎を助けた槍持ちの蟻人間が僅に視線を向ける。テンペスターを構える準騎に気づいたのか一つ頷いてワーウルフへと視線を戻すと同時に振るう槍が猛々しく唸りを上げる。


 四本ある腕を巧みに使った荒々しい槍捌きに、さしものワーウルフが地を蹴って後退する。追撃に備え両腕を交差して防御の体勢を取るワーウルフを余所に、ファンダレースと呼ばれた蟻人間もまた地を蹴ってワーウルフとの距離を取っていた。


 戦っていた二人の間に間が開き、ワーウルフと準騎の間に遮蔽物が無くなり射線が空いた。


「お前のお陰で俺に足りないもの知ることができた。

 こいつは礼だ、受け取りな!!」


 テンペスターの側面に生えるコッキングレバーが引かれ、薬室へ特殊な弾丸が装填される。


 銃口が向けられるのは後退し着地したばかりのワーウルフ。防御のために交差された腕が守るのは胸元から首、口元まで。

 準騎の腕に保持され微動だにしない銃口は、真っ直ぐにワーウルフへと向けられていた。


「マグナムシューター!!」


 テンペスターの引き金が引かれ、準騎の口から発せられたキーワードに反応し銃口内のライフリングによって回転させられた弾丸、その弾頭が翠色の魔力光を発する。


 銃口から放たれた弾丸は大気を巻き込み急速に回転数を増してゆき、通常の数十倍の回転と圧縮された大気を纏ってワーウルフがガードする交差された腕の僅な隙間を貫いて胸の中心に突き刺さった。


 ワーウルフの毛皮を貫き体内に侵入した弾丸から圧縮されていた大気が炸裂し、解放された大気が身体を内部から蹂躙する。


 背は内側から爆ぜ、内蔵は挽き肉となり、ワーウルフの命を徹底的に蹂躙する。


 魔弾、マジックバレット。

 本来ならば杖に付けられる魔法媒体を弾丸に加工し使い捨てにする強力な準騎の切り札。


 敵の体内で魔法を発動させる必殺の弾丸は遺憾なくその威力を発揮してワーウルフの命を消し飛ばした。


「もう一度始めから鍛え直さなきゃいけないな」




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