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変わっていく心情

4年前


夏の蒸し暑いある日、小学5年生の唯は部屋中の服を散らかしながら鏡の前に立っていた

「う〜ん、、、どうかなぁ、これ、、、」

唯はフリルの付いたかわいい洋服に、慣れないスカートを履いて悩んでいた

「、、、うん!これにしよ!かわいい!」

唯がそう決めたと同時に一階から声が聞こえた

「お〜い唯!信二のガキがきたぞ〜!」

唯の父の声だ 唯はその言葉にハッと我に返ったように、慌てて部屋を出た

「うん!今行く!」


一階へと降り、慌てて靴を履いて酒屋の中を通り外へ出る 酒屋の壁にもたれた信二が唯を待っていた

「遅えよ唯 もうみんな待ってるんだぞ」

「うん、ごめんごめん、、、、、」

唯は少し緊張気味にそう返事をした そんな唯の様子に気づいてか気付かずか、信二はふと唯の服装をまじまじと見始めた

「ん?、、、、、んん?」

「ふぇっ?へっ?な、どうかした、、、?」

唯は動揺しながら緊張しながらも、期待に満ちた視線で信二を見る

「、、、えぇっ、お前なんだよその格好!」

「、、、え、、、」

「女の子みてえじゃん いやまあ女だろうけどさぁ、お前こんなん似合わねえよ」

「っ、、、!」

信二のはっきりとした言葉に唯は心にぐさぐさと何かが刺さっていくのを感じた

「で、でも、、、かわいく、、、ない?」

「かわいくねーかわいくねー こんなの女の子らしいヤツが着るもんだろ?変だぞ?」

「、、、そう、、、かな」

唯は振り返り、信二に背中を向けた

「だ、、、だよねっ!?ははっ、冗談よ冗談!着替えてくるね!」

「早く頼むぞー、もうみんな集まってんだからなー」

信二の言葉を背に唯は小走りで酒屋の店の中へと戻っていた

その際、父親に見られないように両手で顔を隠しながら自分の部屋へと戻っていった






現在


「のぞみんの言った通りになっちゃった!」

唯は興奮気味に息を乱しながら言った

信二から走って逃げ出した唯は、二階の自分の部屋へ入ると急いで希に電話をかけた

「へっ、、、?なんの事?」

電話越しに希は首を傾げ、唯に聞き返した

「お祭り!信二に誘われたの!2人で行こうって、のぞみんが言ってたみたいに!」

唯は興奮冷めやらぬまま、勢いでしゃべり続けていた

「えっ、、、おぉ!やっぱり!?」

話の意味を飲み込んだ希は、唯の興奮が伝わってきたようだ

「うん!のぞみんの言った通りになったからびっくりして、、、私、びっくりして!」

「それでそれで!?唯ちゃんはなんて答えたの!?」

「、、、え?」

希のその言葉で、唯は落ち着いて頭を回した

つい数分前の出来事を思い出す為に、小さく深呼吸をした

「、、、無理、、、って言った」

「えぇ?な、なんで?」

唯の意外な言葉に希は戸惑いながら重ねて質問した

「だ、、、だって、、、いきなりだったんだもん、、、」

唯はもじもじと髪をいじりながら言い訳のように呟く

「、、、でも、、、いいの、、、?」

希はおそるおそる唯の表情を思い浮かべながら訊ねた

「、、、う〜ん、、、」

唯は未知の感情に頭を悩ませながら苦しそうに声を出す

「唯ちゃんは、、、どうしたいの?」

「えっ、、、?」

希の言葉が唯の奥深くに入ってくるのが分かった そしてそれが、チクリと刺さったような痛みになった

「、、、私がどう思うかは、、、関係ないよ、、、」

唯はそう呟くと、かつての記憶を蘇らせる 今から4年前の、夏の祭りの日の事だ




『お前こんなん似合わねえよ』

『かわいくねーかわいくねー』





それは、いつもと違う女の子らしい服装をした唯を見て、何気なく放った信二の言葉である

「、、、、、」

唯は当時の事を思い出すと、気管がきゅーっと縮まったように息が苦しくなる

「、、、唯ちゃん、、、?」

「そうだ!今年はお祭り、一緒に行こうよのぞみん!」

唯はパッと明るい声に切り替わり、希に提案した

「えぇ?」

「去年は信二達と行ったから、今年はのぞみんと行きたいな!」

「、、、ゆ、唯ちゃんがそれで良いなら、、、私は良いけど、、、」

「やった!来年からは高校も変わっちゃうし、思い出作ろ!」

唯の明るい口調に、希はかえって心配してしまっていた

しかし、それ以上介入を許さないような唯の気丈な態度も感じ、希は何も言葉をかける事が出来なかった







一方同時刻

唯に一言、【無理】と一蹴された信二は自分の部屋のベッドに腰掛けうなだれていた

「、、、、、無理、、、、、」

信二は生気のない表情で唯に言われた言葉をたまに口に出していた

(、、、最悪だ、、、最悪、さりげなく言ったつもりだったのに、、、見透かされてたのか、、、?)

すると信二は突然枕を殴り始めた

「気まずい気まずい気まずいぃーー!!どうすんだよクソ!もうしばらくは会いたくねーよぉー!」

信二は最後に枕を思い切り殴ると、ベッドにうつ伏せで横たわった

「、、、明日、学校行きたくねー、、、」

信二は呼吸に交えてなくなりそうな小さな声で、目を瞑りながら呟いた








翌日

放課後、いつものように友人達とグラウンドで遊んだ信二と唯は、家に向かって2人で歩いていた

唯は昨日の出来事には特に触れず、いつも通りの様子で接していた

「私のスライダー、結構キレてたでしょ!?我が父から伝授されたのだよっ」

「全然ストライク入ってなかったろ」

得意げな顔をする唯に、信二は冷静に言い返す

しかし、やはり信二は昨日の事を考えずにはいられなかった

(唯、、、何も言ってこねえな、昨日の事、、、いつも通りだし、、、)

信二は安心した反面、平気な顔をしていられる唯を見ると辛かった

(唯は忘れてくれるって事だよな、、、今まで通りの友達でいようって、、、そう言ってくれてるんだ、、、)

「あのエラーが無ければ私達のチームが、、、って信二!聞いてる?」

唯は小さい腕を大きく振り、信二の背中を叩く

「いでっ!き、聞いてるよ、、、」

信二は咳払いをして、気を落ち着かせようとする

「ふふん、ボーッとしてたら私の遠心力パンチが炸裂するよ?」

「今炸裂したとこだろ、、、」

そう言い返しながらも、信二の表情は妙に浮かないままだった

「、、、、、」

唯はタタッとリズムよく数歩駆け出し、手を後ろで組んだ

「あのさ、お祭りの事なんだけど、、、」

「え、、、?」

信二は心臓がドクンと強く鳴るのを感じた

最初に顔を出した感情は怖さだった 昨日の事をどう掘り返されるのか、気が気でなかった

「今年はさ、のぞみんと行こうと思ってるんだ」

唯は前を向いたままあっけらかんとした口調でサラッと言った

「え、、、佐山と?」

「うん!だから、今年は一緒に行けないなーって」

「そっか、、、それじゃまあ、、、無理、だよな」

顔をこちらに向けない唯に対し、信二は昨日の言葉を引用しながら状況を整理した

「すまんね〜!まあ受験を終えて、またみんなで遊ぼうじゃないか!」

唯は芝居がかったようなわざとらしい喋り方をした

「ああ、、、あのさ」

信二は小さく頷いたあと、すぐに顔を上げた

「じゃあ、、、佐山も入れてみんなで行かねえか、、、?祭り、、、」

「、、、、、」

おそるおそる口にする信二の言葉に、唯は前を向いたまま何も言わなかった

「せっかくだしよ、、、佐山ともちょっとは仲良くなりてえし、俺達、しばらくは遊べねえしさ、、、なんかその、寂しいじゃん、、、」

「、、、なんで?」

「え?」

「信二は、、、私としばらく遊べなかったら寂しいの?なんで?」

「な、なんで、、、って言われても、、、」

唯は突然、淡々とした口調で信二を問い詰める しかし、前を向いたままで表情は一切うかがえなかった

「信二はなんで、私とお祭りに行きたいの?」

「っ、、、それは、、、」

唯からの質問に信二は言い淀む

その質問の答えはとうに出ていた 改めて訊ねられ、奥底に秘めていた感情が表に出てくる そして、それは文字に出来るほど明確な気持ちになっていた

ただ、それを今、素直に伝える事は信二には出来ない 必死で頭を回転させ、言葉を捻り出そうとした

「、、、そりゃ、、、毎年、一緒に行ってるからさ、、、!いつも楽しいし、、、その、お前の親父さんからもよく頼まれてたしよ!唯の事見ててやってくれって、、、」

「、、、、、」

唯は綱渡りのように歩いていた歩道のヘリから小さくジャンプして降りた

「はははー!お父さんに言われてたのなんて昔の話でしょー?もう中3だよ?私たち」

唯は笑いながらいつもの元気で明るい口調に戻った

「そっ、、、そうだっけな、、、」

「うん だからもう大丈夫だよ?まあ元々?信二くんに見ててやってもらった覚えはないですけどねー?」

唯は振り返りながらわざとらしい丁寧語とくん付けで呼び、意地悪そうに笑った

「、、、、、」

何も言えないでいる信二から再び目をそらした唯は、また少し前を歩いた

そして、辿り着いた目の前の自宅の店の戸を開けた

「ばか」

唯は誰もいない酒屋の店内に向かって小さい声で、しかし信二には聞こえるように言った

「えっ、、、」

「ばいばい」

信二が反応する間も無く、唯は店の戸をガラガラと閉めた

「っ、、、、、」

信二は閉まりきった酒屋の戸を見ながら、悔しそうに唇を噛んだ








お祭り当日

自然に囲まれた大きな公園で、この夏祭りは執り行われていた 丘陵地帯のこの街の高い標高で行われる夏祭りは歴史ある由緒正しきお祭りだが、参加している若者達の殆どはそんなことは関係無く、集まる人と賑やかな屋台を思い思いに楽しんでいた


「おぉ!今年も大盛況だねぇ〜!」

公園を見渡した希はさっそく目を輝かせる

「う、うん、、、」

そんな希とは対称的に、唯は浮かない表情でもじもじしていた

「唯ちゃん?どうしたの?」

「うぅ、、、や、やっぱり恥ずかしいよぉ!」

唯は真っ赤になった顔を両手で多いながら希に言った 何が恥ずかしいのかと言うと、この服装である

2人はこの夏祭りに合わせて、浴衣を着用していた 希は黄を基調とした薔薇の花柄、唯は白を基調とした撫子の花柄の浴衣だ

「やっぱり夏祭りだから、浴衣を着た方が良いってママが着付けてくれたんだけど、、、迷惑だった?でも唯ちゃん!すごく似合ってるよ!」

「えうぅ、、、浴衣の人が結構多いから良かったけど、、、」

唯は夏祭りに来ている人たちを見渡す 確かに浴衣を着ている女性は多い様だ

「でも、、、こんなかわいいの、私には似合わないよ、、、のぞみんは似合ってるけどさ」

唯はいじけたように木のそばでしゃがむ

「そ、そんな事ないよ?唯ちゃん可愛いもん、似合ってるよ!」

希はすぐに唯に駆け寄り、後ろから両肩を掴んだ

「う〜ん、、、」

「それよりそんな事気にしないで、お祭り楽しも!?ねっ?」

希は唯の肩を揺らしながら説得にかかる

そんな2人のたわいもない会話は、夏祭りの喧騒に紛れて溶け込んでいく






一方同時刻


(、、、5時過ぎたか、、、もう祭り、始まってるな)

信二は自分の部屋で寝転びながらそんな事を考えていた

「、、、ばか、、、か、、、」

信二は昨日言われた事を思い出し、憂いた声で呟いた 寂しそうに目を伏せたのは一瞬、すぐに起き上がり枕を思い切り殴った

「だ〜れ〜が〜ばかだボケェ〜〜!くそっ!好き勝手言いやがって!」

信二は以前言われた唯からの言葉に、落ち込むというよりはずっと腹を立てていた

「俺がばかならてめえだってばかだろうが!学力もIQも大して変わんねえんだからよぉ!絶対青葉高校受かってやっからなぁ!んで、てめえは落ちろボケ穂道唯ほみちゆいホミチユイィ〜〜!!受かれ芹澤信二ィ〜!!」

信二は叫ぶように言ったが出来るだけボリュームを抑え、枕を殴るときも布団やクッションを周りに敷き、出来るだけ影響がないようにしていた

「はぁっ!くそっ、、、」

(あいつ、、、もう祭り行ってんのかな、、、)

信二は再び寝転びながら、去年や一昨年、毎年唯と一緒に楽しんだ夏祭りを思い出していた

「、、、行きてぇ、、、」

信二は無意識に口に出した言葉に少し恥ずかしくなり、慌てて口を噤んだ

「いっ、、、この行きてぇってのは、ムカつく唯に一言物申してえだけっていうか、、、ばかってのに納得いってねえっていうか、、、」

誰が聞いている訳でもない独り言に、信二は必死で言い訳していた 自分でもこの心情をどう感じればいいのか分からないのだろう

「、、、そうだよ ムカつくんだから、言い返しに行きゃいいじゃねえか、、、」

信二は起き上がり、ハッと思いついたように口にした

「そうだそうだ、、、文句言ってやる、、、ばかはお前だって言ってやる、、、」

信二は出かける支度をしながら、自分自身に言い訳するように呟いていた ただ唯に会いたい、それだけの事に他の理由が必要なほど、2人が共に過ごした時間の長さは信二の目を曇らせていた










「おおっ、お嬢ちゃん、止まらないねぇ」

射的のおっさんは苦笑いしながら呟いた たった5発の弾で4つも商品を取られたのだ、商売あがったりである

「当たり前よー!よーし、最後の一発、、、」

その犯人は唯である 唯は前のめりになり、両目をしっかり開けて、最後の獲物に照準を合わせる

「頑張って!唯ちゃん!」

希はドキドキと胸を昂らせながら唯が獲ったトランプの箱を握りしめている


ポン


パタン


「、、、やったぁーー!五つ目ゲットー!」

「すごい!唯ちゃん天才だよ!これで食べていけるよー!」

唯と希は周りの目も気にせず、手を叩いて歓喜していた



浴衣が恥ずかしいという気持ちもなくなり、唯は心置きなく夏祭りを楽しんでいた 射的を終えた2人は獲得した商品をまとめていた

「んー、パーフェクトはならずだったねー」

唯は商品の全てが入った紙袋を見ながら、少し残念そうにしていた

「5個なんて凄過ぎるよ?私なんて一つも取れなかったもん」

希は自分にはない力を持つ唯を尊敬の眼差しで見つめていた

「よし、来年こそはパーフェクトだ!」

唯は拳を握りながら希に同意を求めるように頷いた

「うんっ!、、、、、あっ」

希は元気よく頷いた後、ある事に気付いた

「? どうかした?のぞみん」

「しまった!もう特設ステージの時間だ!」

希は大口を開けた後、両手で頭を抱えてしゃがみこんだ この夏祭りは例年、公園に特設ステージを作り有名人を呼んだりなどして盛り上げるのだ ちなみに去年は音楽バンドだったらしい

「特設ステージ?今年は誰が来るの?」

「こ、今年は現役卆壬大学生にして、猫愛好家として有名な川野さんだよ!私も猫好きだから、、、面白いんだよこの人!猫を愛して想っているのが伝わってきて、、、あぁ〜!早く行かないと!唯ちゃんも行こ!」

希は早口で説明しながら特設ステージがある方向を指差し、唯を促しながら走り出した

「えぇ〜?私も猫は好きだけど、お話聞くだけなんてつまんないよぉ〜」

唯のそんな声も希には届いていなかった 希は人ごみをかき分け必死で特設ステージへと向かっていく

「ちょっ、のぞみ〜ん、、、あ、あんなアグレッシブなのぞみん初めてだよ〜」

もう見えなくなった希を呼びかけるがもちろん返事はない 唯はため息をつきながら、つまらなさそうに目線を落とした

(あ〜あ、まだまだのぞみんと回りたかったのになぁ、、、)

唯はふと、周りの屋台や出店の様子を見渡した

目の前の金魚すくいでは小学生の男の子と女の子2人が、あれこれ言いながら協力して挑戦している

「、、、、、」

唯は無意識だがふと、その姿を自分と信二の2人に当てはめていた

物心がついた時から一緒にいた信二が、隣にはいない 去年も一昨年も、覚えている限りずっと、夏祭りにだけでなくどんな行事でも横にいたはずの存在が無くなった事に、唯は妙な穴が空いたような、空虚な寒気を感じていた

「、、、はぁ、、、」

唯は自分でも意味が分からない不安に、全身を覆われているような気分だった 近くの木にもたれかかるようにしゃがみながら、息を大きく吐き、とにかく気を紛らわしたかった

「、、、信二、、、信二ぃ、、、!」

両手で顔を覆い、気を紛らわそうとして出た言葉はそれだった それが何故その言葉なのか、唯にも分からなかった ただ信二がいない事が不安で、胸の奥が痒いような苦しみに襲われる そんな気持ちが、その名を呟く事で和らいでいくのだ

「、、、、、唯?」

「っ、、、、、!?」

ふと、自分の名を呼ぶ声が聞こえる その声はもう刷り込まれたかのように、唯の耳の中に違和感なく入っていく

唯は顔を覆っていた手をおそるおそる離し、目を開けて顔を上げた

「はぁはぁっ、、、んっ、はぁ、、、」

Tシャツの袖で汗を拭う 肩を揺らしながら激しい息遣いをしていた

「、、、信二、、、?」

唯はしゃがんだまま、その口を動かした

名を呼ばれた男は深呼吸して息を整え、唯の言葉に応える

「おう、、、1人か?佐山は?」

信二は少し周りを見ながら唯に問いかける

「、、、、、っ」

(なんで、、、信二は今、私のそばにいるの、、?)

何故ここに信二がいるのか分からない しかし唯は間違いなく、言いようのないほどに、その事実に安堵していた














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