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俺様ヒーロー  作者: 真山羊野
本編
2/45

MISSION2 不良ヒーロー白虎

 多分、俺は不真面目というほど不真面目ではない。とはいえ、真面目ではないし優等生でもない。きっと、世間的にはこれも不良の部類に入るのだろう。

 昼休みをとっくに過ぎたにもかかわらず、俺は友人とダラダラつまらない会話を交わしながらゲームにいそしんでいた。先生達に見つからないのはここが進入禁止の屋上だからである。進入禁止、なんて言っているくせに屋上の鍵が壊れていることを彼らは未だに知らない。ついでに、壊したのが俺の友人であることも。


「そういえば龍太郎、知ってるか? 最近現れたヒーローがすごい話題になってるんだけど」

 つまらない会話が、とんでもないことになった。

「あ? ……なんだよ、ヒーロー?」

 普通に、返事はできたはずだ。思わずひっくり返りそうになる声を押し込めて、俺は平静を装う。ボタンを押し間違えて操作しているキャラクターが当てずっぽうな方向に攻撃をしたけれど、話をふってきた友人……虎壱は特に気にすることもなく画面に目を向けたまま頷いた。

「お。、青龍って名前なんだけど、テレビも新聞もみーんな青龍の話題で持ちきりなんだぜ」

「へぇ」

 興味なさそうに返した相槌は震えていなかっただろうか。ああ、とうとうこの話題が出てしまった。お前なら空気を読んで口にしないとは思っていたのに。いや、お前は割と空気を読まない奴だった。知っているかだって? ああ、知っているとも。何たってその『青龍』は俺なのだから。

 ずいぶんと今更な話ではあるのだけれど、俺が敵に名前を尋ねられて咄嗟に答えた『青龍』という名前は現在俺につけられている仇名だった。

 夢吉曰く変身者と変身後の姿が結びつかないよう、特殊な効果が俺のヒーロー服には施されているらしいのだが、わかる奴にはわかってしまうだろう。気付かれたらさすがの俺も恥ずかしさで死にそうだ。幸い、クラスメイトや家族で俺にこの話をふってくる者はいなかったのだけれど、それでも周りの話題は流星の如く現れた『ヒーロー』一色で。気付かれやしないかと内心ビクビクしながら過ごしていた。

「お前までヒーローの話か。揃いも揃ってみんなヒーローが好きだよな」

「龍太郎は興味ないのかよ?」

「全く」

「まあそっか……そうだよなぁ、お前っていっつも自分の話題は興味持たないもんなぁ……」

「ああ……なんて?」

「だから、お前って自分の話題興味ないだろ? だから青龍の話題も気にしないんだなって」

 俺だったら自分の名前がテレビに出ただけで死んじゃいそうだったよ、そう無邪気な笑顔で言った親友を一瞥して、俺は返事を返さないまま携帯を開いて特定の番号を素早く打ち込んだ。二回目のコール音の後、画面に映ったのはクリーム色の髪を持つ優しそうな笑顔を浮かべた青年。彼が口を開く前に俺はにっこりと笑って彼の名前を呼んだ。

「よぉ、夢ちゃん」

『…………』

 画面越しに映るほんわか笑顔の美青年、俺のナビゲーターである夢吉の顔が笑顔のまま引きつる。語尾にハートマークのつきそうなほど甘ったるい声で、俺は話を続ける。

「なあなあ、夢ちゃん。俺ェ、聞きたいことあんだぁ〜」

『ゆ、夢ちゃん……? 嫌やわ! 一度もそんな名前で呼んでくれたことないやん! 絶対良いことないやん! しかも口調がめっちゃきもい! きもいで!』

「ええ? 夢ちゃん酷いなぁ……ねぇ、ちょっと地獄に行ってみない? いやむしろ逝ってこいよ」

『龍太郎がめっちゃコワイ!』

 夢吉が悲痛な顔をして叫ぶ。なんだ、怖いとは心外な。可愛いだろ、俺。隣で夢吉の言葉にうんうんと頷いていた虎壱は優しさから見て見ぬ振りをしてやった。あのな、小さい声で「わかる、龍太郎のこの声ゾッとするよね」とか言いやがったの聞こえてるんだからな。

『……それで? 用事ってなんや。ずいぶんと不機嫌そうやけど』


 俺は夢吉に返事をする代わりに黙って隣に座る虎壱に携帯を向けた。画面越しに虎壱と夢吉がキョトンとした顔で見つめ合う。

「なんでこいつが俺の正体気付いてんの」

『は!? 正体は絶対にバレんはずやで!』

 夢吉は焦った様子で右手側に置かれたキーボードを叩く。そしてすぐに『なんやぁ』とため息を吐いた。

『驚かさんといてぇな。彼、白虎やないか』

「白虎?」

 聞いたことのない名前に首をかしげると、虎壱が自身の顔を指差しながら笑って言った。

「そう、俺、白虎なんだぜ!」

 いや、だぜ! と言われても。なんのことだかさっぱり分からない。ピンとこないままの俺に、虎壱と夢吉は揃って驚いた顔になった。

「龍太郎、白虎知らないの!?」

「だから白虎ってなんだし……」

『巷を騒がすヒーローやで! ほんまに知らんの?』

 もともとテレビはあまり見ない方なのだ。朝は両親がニュースを見ているから俺もテレビを見ているけれど、興味のない話題はすぐに頭から消えてしまっていた。そういえばぼんやりと聞いたような、聞かなかったような。

「俺、ヒーローをやってて白虎って名乗ってるんだ」

「は? ヒーローって一人じゃねぇの?」

 行き当たりばったりで変身したあの日以降、何度か要請を受けて悪者退治に乗り出しているが他のヒーローが現れたことは一度もなかった。それどころか俺以外にヒーローをやってる酔狂な奴がいるなんて初耳だ。

『ちゃうでー、一人であんな数を相手にしてたら効率悪いやろ。ちゃんと龍太郎以外にもヒーローはおるんやで』

「じゃあなんで今の今まで話してなかったんだ」

『それはタイミングが合わんかったっていうか、そもそも龍太郎、あんま人の話聞かないやん! 敵を倒したらすぐ回線切ってまうし』

「それは悪かった」

 俺は戦ったらさっさと帰りたいタイプなのだ。

 話を聞けば、もともと俺以外にも何人かスカウトしているらしく虎壱もその内の一人であったらしい。俺より一、二ヶ月も前からヒーローをやっていたというのだから驚きだ。夢吉によると俺や虎壱をヒーローにした母体組織は、よくある戦隊モノのように団体で戦うことを想定していたらしい。俺一人で戦っていたのは周囲に味方となる人物が居なかったのと、彼らが来る前に俺が倒してしまっていたからだという。

 そういえば、最初につけられてた名前からしてなんたらレッドとかブルーとかの戦隊モノっぽさが滲み出ている。きっとこれを企画したやつは特撮番組が大好きなのだろう。あ、でもそしたら白虎って名前はホワイトの立場になるのか。こいつが戦隊ホワイトか……。

「……まあ、いいんじゃないか」

「何!? ねえ、何!? そのあからさまに『バカにしました』って笑顔! お前だって結構人のこと言えないからな! お前だって戦隊ブルーなんだからな龍太郎!」

「いやでも、白色ってもっとこう清楚可憐というか……スマン、悪気はねぇんだ」

「そりゃ、俺も最初白色って聞いた時ちょっとガラじゃないなって思ったけどさ! 悪気は無いって言っときながら悪役スマイルはねぇだろ! しかもポーズ付き! ちくしょうカッコいいな! カッコいいけど、ヒーローとしては最悪な笑顔だわ!」

 心外な、俺だってちゃんとヒーローというものはしている。まぁ少しばかり正統派とはずれているけれど、悪者はきっちり一人残らず全員倒しているんだ。

「やり方がなぁ! やり方がちょっとなぁ!」

「虎壱」

「なんだよ」

「うるさい」

「にゃあああ、誰のせいで!」

「ところで、夢吉」

 とうとう自爆して地面に突っ伏した虎壱は放っておくとして、俺は置いてきぼりを食らって画面の向こうで死んだ魚のような顔になっている夢吉に話しかける。随分と間を空けて、彼は返事を返してきた。

『……なんや?』

「白虎、つまるところ白枠とか俺の青枠がいるなら赤とか黄色の枠も既にいるのか?」

『む、まぁ、赤なら……一応、おんねんで? 朱雀ゆうんやけど……彼、引きこもりであんま出てこないんや。お陰でリーダーなのに目立たへんのよ』

 まさかリーダーが引きこもりだったとは。だが指示もされないし、それはそれで気楽でいい。これからも思う存分引きこもってくれリーダーよ。

『あと、黒もおるで! 玄武や! その……病弱で寝込んでばっかりなんやけど……』

「なんで人選が微妙なんだ」

『ウチに言わんといて! スカウトしてるんはウチの部署ちゃうから基準がわからんの。知ってる限りだと黄色はまだやったはずや。でも桃色はおるよ。担当の子に見せてもろたけど、メッチャかわええ女の子やったわ。緑もスカウトはできたらしいんやけど』

 成功したのが最近のせいで、どうも情報が行き渡っていないらしい。このヒーローは大丈夫なのだろうか。確実に連絡が取れた上で、戦闘に出てくるのは今の所俺と虎壱だけのようだ。そりゃあ、はっきりと判明している仲間が病弱と引きこもりじゃ助っ人がくるはずもない。せめて桃色と緑が好戦的であればいいのだけど、果たしてそう上手くいくのだろうか。

『即戦力は青龍と白虎だけやね。まぁ、朱雀は無理やり引っ張り出してくればちゃんと戦ってくれるんやけど……』

 引っ張り出す?

『ああ、玄武も朱雀も二人と同じ学校に通ってるはずやで。確か……この辺やったかな』

 夢吉が画面上に表示させた地図をよく見れば黒色と赤色の丸が点滅している。これが二人の位置だとしたら随分と近い……いや、むしろ思いっきり近所じゃないか? 暇つぶしに週末家に訪れてやろうかとつぶやけば、いつの間にか復活した虎壱が手をまっすぐにあげて「俺も!」と叫んだ。

『丁度ええわ、なら二人とも朱雀んとこ行って引っ張り出してきてくれへん? そろそろ戦ってくれんと、こっちも困るんよ』

 話はつけといたる、と言って通話画面が切れる。それと同時に授業終了のチャイムが鳴り響いた。

「あ、俺次の授業は出なきゃ」

「真面目だなお前」

「何言ってんだよ、十分不真面目だって」

 慌ただしくゲーム機を鞄の中に突っ込んで、虎壱は屋上から出て行った。その背中を見送ると俺は鞄を枕にして屋上に寝転がる。もちろん、昼寝をするためだ。授業? 出なくても成績は常に一番だ。

 授業開始のチャイムが青空に溶けて消えていく。それを子守歌代わりにしながら、俺はゆっくりと夢の中に沈んでいった。




「龍ちゃん、なぁに泣いてんの」

 苦笑いで彼が言った。彼の大きな手が俺の頭を撫でる。その手が好きだ。大きくて、暖かくて優しい手。その手に触れられると俺は安心できた。

「あいつが、虎ちゃんをいじめるんだよぉ!」

 泣き虫だった俺は彼の服を握りしめる。すると彼はその手を優しくほどいで俺を抱き上げた。俺と同じ色の髪、俺と同じ色の瞳。彼はとてもかっこよくて、いつか俺も彼みたいになりたいと思っていたのだ。そう言えば彼は「俺と同じ顔なんだからいつかそうなれるよ」と笑ったのだけれど。

「虎ちゃんを? でも、なんで龍ちゃんがこんなにボロボロになってるのかな」

「虎ちゃんを、いじめちゃダメって、そう言ったら、お前なんかあっち行けって……! それで、それで……」

「うん、そっか」

 しゃくりあげながら話すせいで途切れ途切れになってしまう俺の話を、急かすことなく彼は聞いてくれる。話し終わると彼は俺の背を優しく撫でた。彼の腕の中はとても暖かい。俺を抱き上げたまま、夕暮れの道を彼は歩いた。

「龍ちゃんは強い子だね。でもね、龍ちゃん。君は強いけど、君の力は脆くもあるんだ。だからね、その力は守るために使うんだ」

「まもる、ため?」

「うん。大好きな人を守るため」

「じゃあ、にいちゃんを守る!」

「え、俺? 嬉しいなぁ、ありがと龍ちゃん」

 恥ずかしそうに、嬉しそうに笑って……彼は、兄さんは消えてしまった。俺の楠河龍太郎の前から楠河龍夜はある日突然いなくなってしまった。文字通り、俺の周りから、世界からいなくなってしまったのだ。彼が消えたことで俺の周りは大きく変化した。

 記憶から、世界から、存在を消してまで兄さんが行きたかった場所はどこなのだろう。なあ、もしかして俺はこの力を持っていたら兄さんを引きとめられたのだろうか。今更考えたって仕方のないことではあるけれど。

 兄さん、今はどこにいるんだ?


 俺の記憶の中にだけ残っている兄さんは、悲しい顔で笑っていた。自分の中にある薄暗いものを押し隠すように、最後まで俺の『兄』として振舞っていた。

「龍ちゃん、俺をみつけたければ……いや、違うか。俺を見つけてくれるなら…………になって。じゃあね、ばいばい龍ちゃん」

 何になるんだっけ? 思い出せない。もうわからない。楠河龍太郎はもう存在しない、今居るのは青ヶ島龍太郎なのだから。

 彼の弟である『泣き虫の龍太郎』は遠い過去の中に置いてきてしまった。




「……久しぶりに、見たな」

 ぐっしょりと汗で濡れたシャツが気持ち悪い。鞄の中から携帯を取り出して画面を開くと授業が始まって三十分も経っていなかった。喉の奥に詰まったものを押し出すように深く深く息を吐き出す。携帯を鞄の中に放り込んで、俺はもう一度寝転がった。さっきまではぽかぽかと心地よかった日差しが、今は突き刺さるようで気分が悪い。腕を目元に重ねて日差しを遮っても隙間から漏れる光が無性に腹立たしくて行き場のない苛立ちに舌打ちした。

 今の俺はもう龍夜に依存しているとは思わないし、思いたくもない。あの頃はまだ何も知らない、兄の後ろをちょろちょろついて回るだけの子供だった俺だって十年近くも経てば変わるに決まってる。

 見つけて、だって? 理由も言わず勝手に家出しただけならまだしも、ご丁寧に俺以外のやつから記憶まで消し去った男が何を言うか。おかげで俺はしばらくの間、近所家族から『ちょっとおかしい子』扱いをされたんだ。もうちょっとマシな消え方をするか、俺の記憶も一緒に消して欲しかった。そうすればあんな苦労もせずに済んだというのに。

「姿現したら殴るからな、バカ兄貴」

 勝手に姿を消したのだから、それくらい許されるだろう。



「うーん、それは虎ちゃんが真面目なんじゃなくて、龍ちゃんが不真面目すぎるんじゃあ……」

 壁も、装飾も、調度品も、何もかもが黒で統一された広間で青年が苦笑を浮かべる。隣に座る男は彼に目を向けて「それはどういうことだ?」と尋ねた。

「うん? ああ、龍ちゃんが虎ちゃんをすっごい真面目って言ったんだけどね? 虎ちゃん……真面目って言うよりも不真面目な部類に入る子だから……」

 そういえば虎ちゃんのことは知らなかったよね、と段々声のトーンを上げ始める彼の話を遮って男はもういいと溜息をついた。

「また弟の話か」

 青年には『こちら』に来る際に置いてきてしまった弟がいるらしく、自身の能力を無駄に使用しては弟の様子を見守り続けている。こちらの反応は向こうに届かないというのに、大げさなまでに一喜一憂しながらはしゃぐ姿はもはや一人漫才に近い。

 弟と離れた結果ブラコンを拗らせに拗らせた彼は、いつの間にやら見た目に反してなんとも残念な中身になってしまった。そんなに好きならなぜ置いてきたのか? という男の問いに青年は「仕方がなかったんだよ」と珍しく沈んだ声で返した。

 遠見の能力は激しく体力を消費するんだからやたらに使うんじゃない、と首領が口うるさく言っているのだけれど、残念ながら今の所は馬の耳に念仏……いや、彼の場合は龍の耳に念仏だろうか。兎にも角にも口を開けば弟の話しかしない。今日も先ほどから何度も弟の話をされては男が遮る、という流れを繰り返し続けている。

「……今は青龍をどうするか、話し合うのが先だろう」

 そのために自分たちは招集されたのだと男は言う。まあ、今の所真っ黒な円卓には男と青年の二人しかいないのだけれど。

「いいじゃん、どうせ皆集まるのはもっと先だって」

「全く……首領と言い、他の奴らと言い、時間にゆるすぎるんだ……」

「俺達らしくていいじゃないか。そういえば、言ったことあったっけ? 龍ちゃんの仇名は『青龍』なんだよね」

「ただの偶然だろう。『悪者』の弟が『正義の味方』? 漫画か小説じゃあるまいし」

「そうかなあ」

 むしろ今じゃよくあることだと思うけど。彼の独り言は「お待たせ!」と広間に勢いよく飛び込んできた影によってかき消されてしまった。彼の後ろからも次々と影が現れて席についていく。一つを残して全ての席が埋まると、こつこつと石造りの床に足音を響かせてゆっくりと青年が現れ席に着いた。

 彼こそ円卓に座るものたちを束ねる首領であった。きっちりとまとめられた癖のない黒髪に、すっきりとした顔立ちで黒ぶちの眼鏡の奥から切れ長の黒い瞳がじっと円卓に座る面々を見つめていた。すらりと伸びた手足は細くしなやかだ。思い思いの服装に身を包む幹部らの中で彼だけはきっちりとスーツを着込んでいる。どうにも首領には見えないけれど、彼がそう名乗るので全員「首領」と呼んでいた。

「全員揃ったか。では、会議を始めようか」

 次々に近況報告を済ませ、青年に順番が回ってくる。首領と青年の視線がぶつかると、青年はにっこりと笑みを浮かべた。

「それでは、龍夜」

「はい」

 青年は、楠河龍夜は席から立ち上がる。


「ヒーロー青龍の、本拠地が判明しました」


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