表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/19

[一章] 知識を育む幼子(修正)

「おぎゃおぎゃぎゃおぎゃーーー!」

(どうしてこんなことになったんだーーー!)

  意味は分からないが、俺は転生していた。

 俺には前世の記憶と呼べるものがあり、俺がトラックに引かれる瞬間まで思い浮かべていたことも覚えているし最後に言った言葉も覚えているのだが、俺自身の事が思え出せない。

 何度も思い出そうとしているのに浮かぶのは技や学校と爺に教えてもらった事ばかりである。

 それ以上考えると頭が痛くなり始めたので辞める、それにしても死ぬ寸前に浮かんだのが怪物教師と化け物爺さんの二人だけとは、今振り返ってみるとすごく虚しい気持ちになり頭の痛さもあいまって泣きたくなってきた。


「××××××?

  ×××××××××」

 すると俺を抱き上げて優しそうに声をかけてくれたのは長い金髪で青い瞳を持つ美人さんである。

 どうやらこの人が俺の新しい母親らしく、最初のころは外国に転生したのかと思ったがそうであるかどうかは父親らしき人の姿を見たときに考えさせられた。

 なのでこの世界の事と父親の事はともかくあとで考えることにして、とにかく今はこの新しい母親を心配させたく無い俺はとにかく笑うことにした。


「キャッキャッキャッ」

 すると母親は安堵の顔で優しい声で、


「×××××」

といい俺が眠たくなるまで腕の中の俺を揺りかごの様に揺らし続けてくる。

 そうして俺は母親の温もり知りながら意識が暗闇に吸い込まれるようにして眠りについていた。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ