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第13話 飛ぶもの飛ばされるもの

秀達は一番端の部屋にいた。部屋は電球が一個切れていて薄暗かった。

秀はハァハァと呼吸を整える。

信じられない、パンプキン男は機械で死なない。

足止めをすることすらできない。

このままでは爆弾を作ってる間に死んでしまう。

そう、死ぬのは時間の問題だ。

ミカは恐怖から泣きそうになっていた。

雪は泣いていた。

秀はそれを見て困惑した。いったいどうすればいいんだ。

困りに困った末、秀は雪を抱きしめた。

突然のことに雪は泣くのをやめた。

雪の体は思っていたより小さく暖かかった。

髪が秀の顔に当たる。

「みんな怖いんだよ、でも何もしない方がもっと怖いんじゃないか?」

秀はちょっとカッコつけて言ってみた。

すると雪はまた泣き出し秀に強く抱きついてきた。

そのまま時間は少しすぎた。



雪も落着いて秀から離れる。

そして立ち上がり

「いきなり抱きつくなんて最低」

とか顔を赤らめて言う。

そして後ろを向く。

「さっき向こうに倉庫みたいなところがあったの、そのにワックスがあるかも」

突然言い出したので秀は唖然としてた。

雪は少し振り返りその顔を見てまた後ろを振り返る。

「何もしない方が怖いんじゃないの?」

秀はそれを聞いて少し恥ずかしくなった。

「あ、え、じゃあ早く行こうぜ」

そういい秀も立ち上がり扉を開けて外に出る。

パンプキン男はいないよようだ。

雪は真っ赤になった顔をいつもの白い顔に戻し扉を出る。


雪がいっていた倉庫みたいなとこは本当に倉庫だった。

ワックスも目の前の棚においてあった。

缶みたいなところに入っていた。

それをもってさっさと部屋を出る。そして亘のところに向かう。

階段を上がる途中に今度は雪が「和田さんから信管もらっていましょう」とか言い出した。

確かに自信満々だったからもうできてるかもしれない。

そんなことを期待して部屋に向かう。

しかし、現実は違った。

部屋は血だらけになっていた。

いたるところに血、血、血

でも放送で和田が死んだなんていってない、そう思うと秀はいたるところを探しす。

すると真っ暗な部屋があった。

秀は訝しげに思い中に入る。


パチッ


電気をつけてみるとそのには和田がいた。

しかし和田の左手はそこにはなかった。

和田はない左手を押さえているがとめどなく血が流れる。

「和田さん〜」

近づいて行く

「あ、あいつは、も、もういないのか?」

和田は震える声で何とか言う。

「おそらく」

そういって手を差し伸べる。

そうするといきなり和田は秀の足をける。

当然のように秀は転んでしまった。その瞬間頭の上で何かがかすれた。

秀は這うように逃げ後ろにいた者を確認する。

パンプキン男。

和田も立ち上がり、必死に逃げようとする。

しかしパンプキン男の攻撃は止まることなく続いて避けるのが精一杯だった。

そんな中、秀はふと信管のことが気になった。

「和田さん、信管は無事なんですか?うわ」

パンプキン男の斧を避ける。

「ああ、おれが持っている」

そう言って和田はポケットから機械みたいなのを取り出し秀に向けて投げる。

それと同じくパンプキン男の斧が和田の首を捕らえた。

信管と共に和田の首が血をたらして飛ぶ。

秀は信管をキャッチしてすぐさまそこから逃げる。

パンプキン男はとめどなく和田に斧を振り下ろしていた。


すぐに雪とミカを探す。

和田が信管を作っていた部屋にまだいた。

秀はすぐに雪たちを引っ張るように階段を上がる。

そのうちまた放送が聞こえた。


ギーカッガッ

和田慎二 死亡しました。







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