54.オレヲ
あのあと、4回目の物理攻撃無効の効果が切れたので、オレヲに交代してもらって寝る事にする
ちなみにココロは話を聞いてる最中に寝ちゃったので、お姫様だっこして、執事が用意してくれた寝袋の上に、置いてきた
僕が寝ている途中、オレヲにおこされた、「オイ、どういう事だ、お前ギルドランク、Fじゃねーか、オレヲは僕がリュックの中に入れていた冒険者カードを僕に見せてきた」
「ふぁ、なに?」
「何じゃねーよ、お前偉そうにしてたが、お前人間だし、ギルドFランクだし、年齢も俺より若いし
お前が、俺より偉いところなんて
俺より強いだけじゃん」
えっ、えっ??
寝ぼけてて頭が働かない
「いゃ、ごめん僕、偉そうにしてた?」
この一言がオレヲを怒らせる
「お前、ふざけんじゃねーぞ、ごるぁ!!」
この怒り声で、執事アナが目をさます
「おやめなさい、まだ日の出前、これ以上うるさくすると、ココロお嬢様が目を覚ましてしまいます
お嬢様の快眠を妨げる様な行動は慎んでください」
実はココロはこの時目覚めたが
アナの言葉で寝たふりを決め込む
「しかし、こいつは、人族でギルドFランクで俺より年下で、ただ優れたスキルを持っているだけで、オレを見下して」
「見下してなんか無い」
「黙れ、反論するな、反論する権利など貴様にはないのだ」
アナ「わかった、わかった、
だがオレヲ、夕が居なければ苦戦、いや下手すれば全滅していたかもしれなかった事を忘れるな、そして夕、お前はまだ若いから知らないかも知れないが、ここはジュウジの島、オレヲの様な考えをする者はたくさんいる、これからジュウジの町に入れば、気をつけなければならない事がたくさんあるので気をつけることだ」
「わかった」
なんだろう、ちょっと解せないけど
僕の態度が悪いのかな
ジュウジの町にはあまり入りたく無いのかも、商人たちが転移装置の所に宿を作る意味がわかり始めてきた
「あれ?、オレヲ・・・さんはなんで僕のギルドカードを」
「あぁ、お前の行動が怪しかったからな、ちょっとカバンの中を調べさせて貰った」
あ゛
いかんいかん、
おちつけ、おちつけ、
「僕のどこが怪しかったですかねーえー」
「はぁ!、お前が現れたタイミング、まるで盗賊に加減してもらってるのかってくらい攻撃が通用しないこと、盗賊を殺さないこと、
盗賊一人を逃したこと、ココロお嬢様に取り入られること、どれをとっても怪しいだろ
スキを見てココロお嬢様を誘拐するんじゃ無いか!」
ムッカー
これケンカ売ってるよね
反論しようかと思っていると、
「夕は怪しくないです!」とココロが言った
「チッ、わかりました」オレヲはしぶしぶ引き下がった
「なんか目が覚めちゃったし
まだ早いけど出発しようよ」
ココロの提案で僕らは出発した




