43.恐ろしい考え
資料室が有意義な場所ならば、雑魚寝部屋でも良かったが、読めたのは1冊の日記だけだったので
今回はちょっと贅沢に宿に泊まることにする、ギルドの雑魚寝部屋いびきうるさいしパス
ギルドの受付嬢におすすめの宿屋を教えてもらい宿屋に向う
途中、串焼きの屋台があったので
買い食い、うん、味付けは塩のみシンプルで旨かった
宿屋に入りようやく落ちついた
ここ数日色々あったので
落ちついて振り返ってみる
勇者候補生の日記、
ドラクエスリーの発売、父親が徹夜して買ってくれたとか
僕が小学校低学年の頃遊んだドラクエは中古のドラクエ9だった
小学校低学年の時代に中古でドラクエ9が売られてたってことは、ドラクエ3てどんだけ前の話なんだよ
でその時には既に時空の聖女ラテさんがいるんだ、今20代前半にしか見えないけど、何歳なんだろう
あと、スキルの手袋てあれか
僕の保有スキルが何か確認したときのあれか、でも手袋の魔法陣なら魔法だよね?通じたのかな?
そっか、通じないなら通じないで
魔法効果無効だとわかるからいいのか
あれ?でもなんで魔法の手袋じゃなくスキルの手袋って名前なんだ?
そういえば、あの時、僕のスキルを言った時、あてがハズレたって顔してた
僕のスキルが何か知りたかったから僕は指名手配されたのかな、
で、僕のスキルが期待してたスキルじゃ無かったから僕は王都追放で済んだ、そう考えるのが1番しっくり来る
ふと、恐ろしい考えが頭をよぎった
もし、目当てのスキルがあって、
その目当てのスキルを手に入れる為に勇者候補生達が召喚されたのだとしたら?
魔王は、僕らを呼ぶための大義名分なのでは?
定期的に魔王が復活して、定期的に勇者候補達が召喚され定期的に魔王が討伐され、定期的に送還魔法で帰還させられる
スキルの手袋って、たとえば召喚された者たちのスキルを手袋にできるとかだとしたら?
たとえば、時空の聖女の言うことになんとなくしたがってしまう、
これもスキルなの?
日記の彼も最後勇者として戦いに挑んだ、聖女の言葉を聞いて
うん、何も確証がないし、勝手な想像だけど
ラテさんは関わらない方が良さそうなきがする
僕は、考えるのをやめて寝ることにした




