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先祖からの手がかり

登るより下るのが楽しかった〜彦根城〜

下るより登るのがクソしんどかった〜彦根城〜

階段が異様に多すぎて死にそうになった〜彦根城〜

な〜んて思ってた…下ってる時な?

地下への入口を見つけて入ろうとしたら危ないからと止められたんだが…俺とシャルナはしれっと侵入していた…これを不法侵入というらしい…しらんこっちの事情だからな…口調がこっちの世界に寄ってきた…あ〜あ〜

しばらく石積みされた空間を通り、最深部に。

「なぁ、シャルナ。これ、崩壊しないか?」

「その時は魔力障壁で守ればいいでしょ…」

「まぁシャルナらしい考え方ではあるか…うん…発想が変」

「なんか言った?」

「なんにも?」

「はぁ…あ、あれじゃない?」

「確かにな…」

見れば箱があった。宝箱というヤツか…

「開けてみるね」

「気をつけろよ」

ぐっと開けてみると、中身は空っぽ。まぁ博物館とかに飾られてる可能性もあるよな…この宝箱なんで回収されてないんだ?

そう思って持ち上げようとすると、ビクともしない。なるほどな…重すぎてか固定されているからだな…ん?外側に何かあるな…

というわけで、ヘラを使ってシャッシャと削ってみる。(※遺産をこのように扱ってはいけませんので、いい子の皆は傷付けたり壊したりしないでね!絶対!)

そうすると、何やら紙が剥がれてきた。

拙いなぁ…字が…読めん

シャルナ差し出すと、

「ん〜翻訳するか〜文字系統翻訳魔術ー字透明」

相変わらずほぼオリジナルだな…

シャルナの左目にグォンと丸い術式の二重円が発動した。

「分かりそうか?」

「ん〜これは…[琵琶湖に沈め置き、アーククライト家の血にまじれる術を用ゐ、長浜城の地下にて壊すべき所に、さらにひとつの手掛かりあり。]だってさ〜」

「今度は長浜かよ…」

「まぁ良かったじゃん…見つかって」

「まぁな…」

次の目的地は長浜城に決定されたのであった…

第14話、彦根城の階段地獄を乗り越えたと思ったら、

地下でまさかの“先祖からの謎解きイベント”が発生しました。

まず今回の被害者その1:ルイト。

登るのもしんどいのに、下った先で地下を発見してしまう不運。

そして止められたのに普通に侵入する魔術師2名。

現代日本のルール?知らん。の精神。

そして被害者その2:彦根城の遺産。

ヘラでシャッシャと削られる。

(※良い子は絶対に真似しないでね!作者も震えながら書いてます)

シャルナはというと、

「崩れたら魔力障壁で守ればいいでしょ〜」

という、魔術師ならではの雑な安心感を披露。

ルイトの「発想が変」は完全に正しい。

そして今回のメインイベント、先祖からの手がかりメモ発見。

ただし字が読めない。

シャルナの翻訳魔術が発動し、左目にグォンと術式が浮かぶという謎のかっこよさを見せつつ、内容はまさかの“次は長浜城へ行け”。

階段地獄を終えたばかりなのに、次の目的地も城。

魔術師たちの現代観光は体力勝負である。

ー今回のまとめー

• ルイト → 階段地獄の後に地下探索で精神が死ぬ

• シャルナ → 遺産をヘラで削る魔術師(※良い子は真似しない)

• 彦根城 → 今日も観光客に優しいが魔術師には優しくない

• 手がかり → まさかの長浜城ルート

• 物語 → 観光地を巡る魔術師の謎解き旅(?)

次回、長浜城に行ったあと…4人は何を食べているのかw

夕方更新しますので、お楽しみに!

※ちなみに最初のテンポは、卒業式とかに楽しかった〜〇〇〜とかのテンポですw何故かって?卒業シーズンですからね〜ちょっと入れたくなったんですよw

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