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彦根城下町

「で、何で病み上がり患者に彦根城という城を登るように連れて来るのよぉぉぉ!」

「仕方ないだろ?ガイドラインに記載されてたんだからさ」

「ルイト…それでもどうかと私は思うんだけれど…」

「だよねッ?!だよねッ?!シャルナちゃん!私おかしくないよね?!レナおかしくないよね?!」

「多分正常だと思うけれど…」

「正常だよね?!正常だよね?!」

「うん…多分……」

「多分って何よ?!」

「ところでルイト、どのサイト見たの?」

「え?コレ」

俺はスマホに写っているガイドラインを見せる。

「なになに〜?えっと…未成年の子供は、大人と来ること…」

「まぁ、当たり前だけれど…何で私なの?ルイト君…」

「大人ということは歳上だろ?じゃあそれに該当するのはレナだからな」

「…シャルナちゃん…ルイト君って天然?」

「天然じゃないと思うけど…むしろヤバいくらい聡い…」

「えぇ…」

「ルイト…未成年は17までだから変わらないのはわかってる?」

「え?そうなのか?」

「知らなかったの?!一晩で日本語習得した奴が知らないの?!」

「ルイト君って…鈍感?」

「かも…」

「はぁ…じゃあ登る前に腹ごしらえしてく?」

「する〜!」

「じゃあ、近江といえば〜近江ちゃんぽん!」

「"近江ちゃんぽん"?」

「知らない?キクラゲがコリコリして美味しくて〜あっさり系なラーメンなの!これ好きなのよねぇ〜」

「美味しそうだな…」

「食べる食べる〜!」

「れいかも〜!」

「決まりね。ここは彦根城下町だから…近いし食べに行こうか。早めの方が空いてるし」

「物知り〜」

「だって地元民だからね」

「納得!」

意外にシャルナとレナって仲良いよな……

「じゃあLet's…」

「Go!」

「私の台詞取らないでよシャルナちゃん…」

「まぁ、いいじゃない!早く行こ!」

「…はいはい」

こうして、俺らは"近江ちゃんぽん"を食べに行くのであった。

どんな味なんだろうな…

今回は、病み上がりのレナを連れてまさかの彦根城チャレンジという、読者が全力でツッコミたくなる回でした。

レナが「なんで病み上がり患者に城登らせるのよぉぉぉ!」と叫ぶのも当然で、

ルイトの“ガイドラインの読み違え”は、天才なのか天然なのか判断に困る絶妙なズレっぷりでした。

• 「大人=歳上」だと思ってるルイト

• 「未成年は17まで」を知らない異世界天才

• 「天然?」「いや聡い…」と評価が迷子になるシャルナ

• レナの地元民パワー全開の案内

• 近江ちゃんぽんにテンション上がるレイカ

この三者三様の掛け合いが、現代×異世界のズレを一番楽しく見せてくれた回になったと思います。

特に、レナが病み上がりなのにテンション高くツッコミを入れ続ける姿は、彼女の強さと明るさがよく出ていて、思わず笑ってしまうはず。

そして今回の目玉はやっぱり“近江ちゃんぽん”。

地元民のレナが自然に紹介することで、読者も一緒に観光しているような気分になれるのがこのシリーズの魅力です。

次回、彼らがどんな反応でちゃんぽんを食べるのか…

ゆるい日常の中に(しれっと)少しずつ伏線が混ざっていくのが楽しみです。(書いていて)

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