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異世界×ラーメン!スキル「ラーメン屋」を手にした俺の異世界生活  作者: にじ
第2章 異世界にラーメン文化を

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20/25

第19話 成長と進化

前回のあらすじ

麺汰はユニークスキル「一丁あがり!」に逆転の可能性をかけ、ボスと応戦。しかしながらボスのスキルである鋼鉄に対し対応策が無く、製麺をしたところ大ダメージを負ってしまう。ミラも追加で4人を倒すという善戦をしたものの、限界を向かえて

しまう。ボスにより麺汰が殺されそうになっていたときに、かすかにリンとミラの呼ぶ声が聞こえた麺汰。麺汰は無意識にとあるスキルを使用するのだった。


_____________________________________


「麺切一閃」

ボトン……。ボスの首が落ちた。


俺は、自分の体が動いたことに驚いたものの、すぐに前向きに倒れてしまう。なんとかボスだけ倒せた……。


しかし状況が悪いことには変わりはない。麺汰とミラは完全に戦闘不能。リンも出血に打撲と状態が非常に悪い。しかし相手はボスこそ死んだものの、いまだに戦闘者が6人もいる。


「おい、ボスが死んだぞ……どうする……?」

「……あの男やべえよな……?また死んだふりして首切ってくるかもしれないぜ?」

「いや、でもあの男に近づかないで、この女だけ攫ってしまえばいいんじゃねえか?」

「確かに!お前天才だな!」

「賛成のやつ~?」

「「「「「賛成!」」」」」


目の前でミラが攫われそうになっているのを、私は指をくわえてみることしかできない。

私では絶対にかなわない相手。


でも、ミラは私を助けるために戻ってきてくれた。かなわない相手だと分かっていながら……。

なんで私は麺汰さんやミラのようになれないのだろう。大切な人を守りたい……私も、私も!大切な人を守りたい!!!!


「ああああ!!!!私が麺汰さんとミラを守るんだあああああ!!!!」

感情が爆発した。死んでもいい。ここで2人を見捨てる方がつらい。


ウォン!

条件達成によりスキルが進化しました。

条件1、現在のスキルが「弓士」であること

条件2、命をかけて大切な人を守ることができるようになったこと

条件3、性別が女性であること

条件4、恋をしていること


スキル「弓士」→「キューピット」


スキル進化に伴いスキルポイントを10ポイント付与します。キューピットの初期振り値が不足しているため、自動で割り振ります。

「体力」:2→5

「筋力」:2→5

「集中力」:5

「器用」:2→5

「道具」:1

New!!「魔法」:0→1


条件達成によりパッシブスキルが開放されました。

条件1、「器用」に5ポイント以上振られていること


パッシブスキル「3本の矢」:3本同時に矢を放つことができる。


条件達成によりユニークスキルが開放されました。

条件1、恋していること

条件2、「魔法」に1ポイント以上振られていること


ユニークスキル「恋のキューピット」:恋する対手に刺さると、相手の好感度を上げることができる。恋する相手の敵に刺さると、非常に強い貫通力を発する。加えて、相手は体調不良となる(毒・麻痺・睡眠の内ランダムに1種)


私は一気に出てきたスキルボードに困惑しながらも、一瞬で効果を読みました。


「恋のキューピット!」

私は3本の矢を取り出し、放ちます。


「「「がっ……」」」

なんと3人の男を貫通させ、倒すことができました。


「恋のキューピット!」


「「ぐっ……」」

2人の男を貫通させ、倒すことができました。しかし、1人は避けて接近戦に持ち込まれます。


私は伸ばした筋力と体力でバックステップを取り、矢を構えます。

「必中!」

矢は相手の眉間に刺さり、絶命しました。


なんとか6人を倒すことができましたが、状況はまずいです。麺汰さんもミラさんも既に虫の息と言わざるを得ません。


「なんとか助けなきゃ……。」

そうはいっても既に時間は夜。暗闇の中モンスターがいる森を抜け、街まで帰らなくてはなりません。


二人を片肩ずつで背負い、足は引きずりながら運びます。正直、私も満身創痍。体は悲鳴を上げますが、心は絶対に折れません。


「私が2人を守るんだ……!!」


幸運なことに森を抜けるまでにゴブリンと出会うことは無く、街道までは出られました。


ただ、私の体は最後までは残念ながらいう事を聞いてくれませんでした。膝が崩れます。

「あれ……寒いなぁ……麺汰さん、また温かいラーメン作ってくれませんか……。とても、寒いです…………。」


私の声は闇夜に消えていき、意識がなくなりました。



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