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異世界×ラーメン!スキル「ラーメン屋」を手にした俺の異世界生活  作者: にじ


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第2話 「ラーメン屋」のスキルとは

前回のあらすじ

トラックに轢かれて異世界転移をした主人公、佐藤麺汰。彼の転移した世界は過酷で危険な世界だった。転移後20秒あまりで体を切られ、血まみれになりながらなんとか逃走。その後、助けられスキル鑑定をしてもらいスキル「ラーメン屋」が発覚した。

_____________________________________


「ラーメン屋か……。正直聞いたことが無くて、どう反応していいのか……。」


「いえ……。鑑定してくださりありがとうございます。」


「よくわからないスキルに、記憶喪失。お前さん大変だね。」


「まあ!安心しろよ!スキルの意味は全く分からないが、1人1つ必ず攻撃系スキルを授かるのが確定しているんだ。そのラーメン屋?とかいうスキルもきっと攻撃できるスキルだろうから、あんなカブカ虫みたいな羽虫には負けなくなるとおもうぜ!」


近くにいるお兄さんが必死に励ましてくれたものの、俺の気は晴れない。ラーメン屋?どこが攻撃スキルなの?え?こういうのって剣聖とか、賢者とかすごいスキルを授かって俺TUEEEEするのがお約束じゃないの?


「あの……?ちなみにスキルの使い方ってどうするんですか?」


「ああ、そうだよな。すまん、すまん。スキルはスキルボードっていうと、スキルの概要、スキルをどう伸ばすのかとかが見れるんだ。ただ、これは本人にしか見えない。後は、スキルボードに従ってスキルポイントを割り振ってスキルを育てていくんだ。」


「なるほど……。ありがとうございます。」


その後、いろいろとこの世界で必要なことを教えてもらい、皆は仕事に戻っていった。ちなみに俺がいる場所は、冒険者ギルドの救護室のベットの上らしい。


1人になったが、これからは稼がないと生活できない。さらにこの救護室の利用料金も借金になっている。


つまり、詰んだ……?ラーメン屋でどうやって稼げと?

いや、待てよ!異世界でラーメン屋って流行るんじゃないか!?そもそもラーメン屋でどうやって稼ぐかなんて決まってる。ラーメン屋を開業すればいい


「スキルボード!」


俺の目の前に五角形が広がる。

一番上から時計周りに「体力」「筋力」「道具」「調理」「味力」の5つの項目が出てきた。


「ラーメン屋のスキルってこんな感じなのか……。体力は確かに必要だな。筋力は……?なんでだ?道具?包丁の取り扱いとかか?調理は伸ばした方がいいよな!チャーシューとか上手に作りたいし!味力?これはなんのことだ?」


その後でてきたアイコンのようなものにタップすると説明文が出てきた。

「体力」:ラーメン作りは体力勝負!伸ばそうね!

「筋力」:お前、俺と一緒に湯切り極めないか?

「道具」:道具を開放しないと装備できません。

「調理」:調理を開放しないと調理できません。

「味力」:お・た・の・し・み♡


「この説明文作ったやつでてこいやぁぁぁ!!!こっちは命かかってんだ!!」


~落ち着くまで1分少々経過~


「とりあえず、今は5ポイントあるから、とりあえず道具に1ポイント振るか。」


ウォン!音が鳴り、五角形の一部が変化した。

そしてなぜか俺の手にはテボがあった。


「え?」


「なるほど……。確かにテボが無いと湯切りできないもんな!じゃねえよ!道具ってそういうことなの!?」


~落ち着くまで1分少々経過~


「いや、まずは道具は借金して買えばいいから、あるか見に行こう。」


街に出る。道具屋に行こうと散策するが、それらしきものが無い。日が暮れてギルドの救護室に戻るときに鑑定してくれたおじさんに出会い、話を聞いた。


「あぁ。すまんすまん!ガハハ!言うのを忘れておったわい!自分の職業にあった武器は自分のスキルからでるから、売ってないぞ。そもそも他の人のを装備しても使えないからな!」




絶望し、部屋に戻る。


「いや、まてよ!このまま道具に振ったら包丁とか手に入るはず!そしたら最悪武器にはなるか……。」


2ポイント目:寸胴の蓋。

3ポイント目:寸胴。

4ポイント目:まな板。


「頼む……次で区切りのいい5ポイント目!包丁来い……!!」


5ポイント目:平ザル


「は……?平…ザ……ル?」


俺は膝をつき地面に頭が付く。終わった、俺の異世界生活終わった……。





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