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異世界×ラーメン!スキル「ラーメン屋」を手にした俺の異世界生活  作者: にじ
第2章 異世界にラーメン文化を

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第13話 ラーメン屋はモテモテ!?part1

前回のあらすじ

異世界転移後初めてスキル「ラーメン屋」の本骨頂であるラーメンづくりをし、多くのお世話になった人に振舞った麺汰。夕日が沈むころ、麺汰は自分用にとってあった醤油ラーメンを少女にあげた。少女は少しだけ笑顔になり、麺汰は自分のスキルに誇りを持つ。


_____________________________________


「「ラーメン屋」ってスキルも悪くないな……。みんな笑顔になってくれて……。」

部屋の中で笑みがこぼれる。ゴーズさんやリンの笑顔、お世話になったみんなの笑顔が思い浮かぶ。


「ラーメン屋なんだから、醬油ラーメン以外も作れそうだよな。レベル上げまた頑張って、今度は味噌・塩ラーメンなんかもいいよな~。そのうち豚骨・家系・二郎系なんかも……。」

俺は前世界で食べた数々の美味しいラーメンたちを思い浮かべる……。この世界のご飯は正直あまりおいしくない。


「決めた!当面の目標は変わらず自分の店をもって、この異世界にラーメン文化を広めることだ!」


窓からは月が顔を覗かせる。

「綺麗な満月だな。」


なぜかあの少女の事が頭に思い浮かぶ。大丈夫なんだろうか。年齢は10代ではあるとは思うが、服はボロボロ、髪は汚れており、食器もまともに使ったことが無い様子。

俺は彼女を助けたいのだろうか……?


「とりあえず寝よう。」




ベットの中で何かが動く。

「ん”ん”っ……。」

俺は目を開けると、そこには変わらぬ天井。もっこりと膨らんだ布団。

「ん?」

布団をめくる。


「あっ……。」

「え……ぎゃああああ!!!!」



何故か俺の布団の中に少女がいた。

「お、おはよ……。」

「え、あ、ああ、おはよう……。」

そんな普通に挨拶されても……。


「と、とりあえず朝の準備するから、どいてもらっていいか?」

「うん…。」


俺は着替えながら問いかける。

「なんで俺の布団にいたんだ?」

「行く場所が無かったから……あなたは私にご飯くれた。今まで食べた中で1番美味しかった。ありがとう。」

「あ、ああ。そう言ってもらえてうれしいよ。」

「私は、ミラ。よろしく。」

「俺は麺汰だ!よろしくな!ってそうじゃないだろ!なんで普通の感じで進んじゃってんの!?何をよろしくされてんの!?」

「なんでもするから捨てないで……。」

そんな子猫みたいな目で見られても……。猫耳が生えており、まさしく捨て猫のように見える……。

「はあ~。とりあえず、外行くぞ。リンとの待ち合わせもあるしな。」

「よろしく、ご主人。」

「ご主人呼びはやめてくれ。麺汰って呼んでくれ。」

「ダメなの……?」

泣きそうになりながら懇願するミラ。

「はあ……いいから泣くのはやめてくれよ。」

「うんっ!」


俺とミラは外に行く。

「とりあえずミラの服を買わないとな……。お金持ってる……わけないよな。とりあえず俺が出すから。」

「ありがとう、ご主人。私戦えるからご主人を守る。」

「えっ!?ミラって戦えるの?」

「うん。拳闘士だよ。」


俺とミラは服を買い、ミラを着替えさせリンとの待ち合わせ場所である冒険者ギルドへと向かう。


「麺汰さん~!」

俺を見て小走りで近づいてくるリン。なかなかに可愛い……。

そしてなぜか俺の腕に抱き着いたミラ。


リンがミラに気づいてピタッと止まる。


「「この人だれ(この人だれですか)!?」」


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