6話 王女が居なくなったエルフ国
「旦那様!ヌーベリアお嬢様が、居なくなりました。」
「なんだって?居なくなった?誰が?」
「ヌーベリアお嬢様です。」
「リアが居なくなった!!!?」
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居なくなったことがわかった数時間後
「あなた、リアはきっと大丈夫ですよ。」
「そうだといいんだが、まさか家出じゃないよな」
「確証は無いけどきっと帰ってきてくれるわよ」
「だといいんだか。リアよどこに行ってしまったんだ。」
「ヌーベリアお嬢様は恐らく家出たと考えられます。」
「どうしてそう思うのだい?」
「私が聞いて見たものをお話させていただいてもよろしいでしょうか?」
「許そう」
「では、お話させていただきます。
ヌーベリアお嬢様は成人と共にこの里を出ていくと言っておりました。そして私はそれを聞いてしまい旦那様に報告する義務があるとお伝えしたところものすごく嫌がりまして、その際風魔法を纏わせ逃亡されました。」
「君はリアが逃亡するのを見ていたということだね?」
「面目もありません。ですが1つ言わせてもらいますと、あれは私どもでどうにか出来るものではありませんでした。魔法共に魔力が相当上がっておられ一瞬の隙に消えていかれました。」
「そうかい。それを信じるとして、リアの行きそうな場所はわかるかい?捜索隊を出して捕まえるぞ。」
「ヌーベリアお嬢様は恐らく近くの村ではないでしょうか?」
「ふむわかったありがとう、下がっていいぞ」
「では!リアの捜索隊を組みあのお転婆娘を確保する!」
「あなた、確保は言い方が悪いのではないでしょうかか?」
「だが仕方ないだろうリアが盗賊ににでも捕まって奴隷にでもされてみろ?エルフ国の王女が奴隷だぞ?冷静に居られるか?いられないね!さ!私が出る!着いてこい親衛隊ども!」
「「は!」」
さてさて、ヌーベリアはこの状態をどうするんでしょうかね?
次回親子の衝突。
ごめんなさい最近忙しいのと全然話が思いつかず投稿が遅れました週1で出せるように頑張ります!
次回からもっと話が長くなります。
今回は短すぎたw