『098 ダンジョンの報告』
『098 ダンジョンの報告』
宿に帰る。
「疲れたぞ」
「お帰りなさい、どうした、すっごい疲れている」
「マロウ街のダンジョンから帰った。そこでスライムを10000匹達成してきた」
宿の部屋に入るなり、足元がぐらつく。
ぐったりとして横になるとカリナの体に倒れる。
あっ倒れる。
カリナが支えてくれる。
「えええっと、まさか本当に達成したとか、どうやっても無理ですよ、一日では無理です!」
「そうよ、無理。そんなにスライムはいないもん」
「倒したんだよ」
支えてもらいつつ、マロウ街のダンジョンで起きたことを説明した。
閉鎖時間のこと、中に入れてスライムがいたこと、10000匹討伐してレベル901になったことを。
信じられないのは普通だな。
「それでぐったりとしているのか。疲れただろう。寝たらいいよ」
「寝るよ、おやすみ」
マジで眠いし、寝たい気分です。
倒れてしまいカリナの胸にダイブしてしまったが、弾力で優しくキャッチしてくれた。
柔らかいな、気持ちいい。
「このまま寝かそう、ペドロは疲れたのよ」
「カリナの胸を枕にしている。私の胸はもっと柔らかいぞ」
「何よ、私の胸だって柔らかいんだから。だからペドロは私の胸に寄りかかってきたのよ」
「うううううう、悔しいぞ」
何か言い合っているけど、どちらの胸でもいいかなって感じで眠たい。
寝たいがステータスを確認した。
レベル901のステータスを。
名前 ペドロ
レベル 901
職種 剣士4
攻撃力 4511
防御力 2114
魔力 3
素早さ 245
魔法 なし
スキル
剣術3 速足2 打撃2 隠密2 命中2 威圧2 回避2 ステータス偽装2 解体2 体術2 回り込み2 物理ダメージ減少2 カウント
剣術
剣士2 スピリッツブレード1
剣士3 オークマスター1
剣士4 乱れ打ち1
武器 ドラゴンソード
大丈夫だな、ちゃんとレベル901になっているから。
レベルアップするたびに、攻撃力は激増しているし、魔力以外の数値は驚くほど上がった。
スライムがかわいそうなくらいに。
「起きるかな」
ベッドで寝ていた。
カリナの胸で寝た記憶はあるけど、ベッドに移動している。
隣にはカリナとシュナもいるし、下着姿ではある。
「おはよう」
「おはよう、ペドロは良く寝てたよ」
「良く寝れた。何か食べたいな」
「トーストがある。コーヒーも入れるよ」
「ありがとう」
シュナがトーストとコーヒーを作ってくれる。
カリナとシュナと3人で朝ごはんにした。
パンが美味しいな。
「私がジャムを塗ってあげます」
「ジャムを頼むよ」
カリナが俺のパンにジャムを塗ってくれる。
「ううう、バターも欲しいでしょ、塗ってあげます。どうぞ食べてペドロ」
「バターありがとうシュナ」
「じゃあバターとジャムをどうぞペドロ」
「そんなに食べられないよ」
トーストは2枚あれば十分なのに、競い合いで俺に渡されてもな。
ちょっと食べすぎたけど、ダンジョンに行こうとなった。
気になるのは昨日のダンジョンの件。
俺は閉鎖時間に無理矢理ぶっ壊して突入していたけど、それについて俺は制裁を受けるかが気になる。
今のところは何も制裁らしきのはなさそうであるものの確認はいるな。
現在はケッテ街にいるのでマロウ街に転移。
2人と一緒にマロウ街ギルドに向かい、ダンジョンや俺の噂はないか確認したい。




