『073 ケッテ街のダンジョンに行く』
『073 ケッテ街のダンジョンに行く』
マロウ街に転移した。
レベル 502になりました
渋谷→マロウ街→ケッテ街に転移
大阪と渋谷で魔物と180匹は討伐した。
全部俺が一人で討伐したに近いので、腕も疲れた。
時間も経っていてカリナとシュナに会いに行く。
宿には2人が待っていた。
「お疲れ様でした。日本はどうだったの?」
「オークを討伐した」
「えええっ、オークが出たのですか。ペドロが一人で討伐したの?」
「うん、一人で倒した。俺のレベルは502だし、レベル的にはオークを遥かに超えたんだ」
「もうレベルが500を超えた!」
「上がりすぎです。速すぎます」
「俺もそう思う」
「渋谷と大阪という街に転移したのですよね。まだその転移できる街は増えるの予定はあるかな」
「転移できる街が増えるかは俺にもわからないな。増えるかもな」
カリナに増えるかと聞かれて考えてなかったけど増えても不思議はないか。
大阪も何も予兆もなく追加されていたから、突然増えても驚かないな。
運営会社ソフトイマージ社のバグだと思っているが、本当にバグなのか不安になっている。
バグなら追加で増えるだろうか。
まるでソフトイマージ社に誘導されている風にも思えるし、俺は試されている風でもある。
街を増やす必要もないし、なぜ増やしたのかは不明。
また俺しか知られていないバグであるから、他のプレーヤーにも相談はしないようにしたい。
カリナとシュナにも伝えている通りだ。
今後街が追加されたとして、忙しくなりそうで怖いな。
今でも渋谷に大阪が追加されて大忙しなんで。
オークマスターを習得して、その効果が絶大だったとも話した。
ご飯を食べてからギルドに行く。
「ケッテ街の冒険者ギルドです。冒険者も多いです」
「けっこういるな。マロウ街のよりもレベルが高い冒険者が多くいると思う。レベルは最低でも100は超えているはずだ」
「受付嬢に話を聞いてみましょう」
「どうもケッテ街の冒険者ギルドです。初めてケッテ街に来られた方は、街の外にあるダンジョンに行ってください」
「わかりました。想定する魔物のレベルはどんな感じかな?」
「ダンジョンのランクはマロウ街のダンジョンよりも上です。マロウ街のは初心者向けですが、ここのダンジョンはレベルは最低でも100は必要です。レベルは100以下の冒険者は死ぬ可能性がありますので、無理はしないようにお願いします」
「ありがとう」
受付嬢からはレベルは100を想定していると言われる。
最低でも100はないと魔物に殺されるというから、それは信用したい。
「私は46ですが、行きます。ペドロがいれば戦える」
「俺も支援する」
「私は66だけど、風魔法があるし怖くはない」
「頼もしいなシュナは」
「強がっているだけよ、背が低いから強がる」
「うるさいわね!」
「痛い!!!!」
「やめなさいシュナ。カリナの尻尾を引っ張っちゃだめだ。ギルドで注目を集めている」
「本当だわ」
シュナが尻尾を引っ張って騒ぎになったからギルドを出た。
ダンジョンは街の外にあった。
近いな。
目の前であったから行くには便利だ。
「ダンジョンはレベルは100以上ですか。どんな魔物か見ればわかります」
「1階層で様子を見る。どんな魔物か拝見だ」
「1階層の魔物です!」
「あれは、デビルアントか。いきなりデビルアントか。こいつはレベルは100はないと倒せないな」
「連続切りで行きます!」
デビルアントが来たということからも、マロウ街のダンジョンよりもレベルが高いのがわかる。
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