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『066 大阪の様子』

『066 大阪の様子』



 翌朝になった。

 俺はベッドから起きる。

 シュナはまだ眠そうで、カリナの姿がない。

 どこだろうかな、散歩にでも出たかな。


「いい湯だった」


「風呂だったの」


「うん、ペドロも入れば」


「俺は風呂はまたにするよ」


 部屋にいないから外に出て散歩じゃなくて風呂だった。

 湯上りでタオル姿だったから、朝から強烈な光景をみてしまった感がある。

 こんな刺激を受けて冒険に行くのも難しいな。

 カリナには、また日本に行ってくると伝えると、どうぞと言ってくれた。

 今日の目的としては渋谷と大阪には転移するのは日課であるし、ケッテ街に来たから、街にあるダンジョンには行くのが予定となる。

 俺が帰ってくるまでお留守番だけど、問題ないですとなった。




 まずはケッテ街に来た転移ポイントからマロウ街に戻るのは、マッサージ店に行くためだ。

 マロウ街のマッサージ店から大阪に転移した。

 さっそくだが転移レベルアップを開始したい。

 忘れずにしておく。




レベル 357になりました

レベル 358になりました

レベル 359になりました

レベル 360になりました

レベル 361になりました

レベル 362になりました

レベル 363になりました

レベル 364になりました

レベル 365になりました

レベル 366になりました





 366にレベルアップしたところで一旦レベルアップを中止した。

 最初に大阪に転移したのは、大阪の状況が知りたかったからだ。

 昨日大阪で150匹もの魔物とバトルをしたから、どうなったのかを把握しておきたいし、心配もある。

 大阪の状況は魔物は居ない様子なので、そこは安心した。 

 また魔物がいたら大変だったから良かったし、多くの人で賑わっているのは大阪らしい。

 たこ焼きやもあるし、大丈夫そうだ。


「兄さん、たこ焼きどうや」


「ごめん、またにする」


 美味しそうだが、あいにくお金をもっていないから買えない。

 まあいいか、今度はお金を持って来たい。

 たこ焼きやお好み焼きを食べてみたいし、大阪に来たからには買い食いはしてみたい。

 ちょっと街の様子を見てから転移ポイントレベルアップを開始。




レベル 367になりました

レベル 368になりました

レベル 369になりました

レベル 370になりました

レベル 371になりました

レベル 372になりました

レベル 373になりました

レベル 374になりました

レベル 375になりました

レベル 376になりました

・・・

・・・・

レベル 425になりました




 一気にレベルアップして400を超える。

 425になったのでいつのまにかバクエンは超えているな。

 あれだけ俺を笑っていたバクエン。

 俺をバカにしてもいたし、俺を疑ってもいた。

 そのバクエンを超えるのは、一つの目標でもあったし、その目標を超えられて達成感はある。

 昨日はバクエンには会わないで済んでいて、ケッテ街に来たし、もう会わなくていいと思う。

 会うと面倒だしな。

 転移ポイントを終えて、マロウ街に戻るかな。

 魔物もいないし、大阪には用事は済んだ。


「ちょっといいですか、あなたはペドロですよね?」


「俺のことですけど、あなたは」


 急に話しかけてきたのは美人の女性。

 顔は整っているし、ショートカットで可愛いし、俺に話しかけてくる理由がないような女性。

 何かな。


「大阪放送で女子アナウンサーをしている、須藤カエデです」


「女子アナウンサーですか。それで俺に何か?」

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