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『027 渋谷で激戦』

『027 渋谷で激戦』



 俺のゲーマーを踏みにじるのがバクエン。

 だがバクエンはCランクに位置していて、レベル380と言っていたのは間違いない。

 あの強さは嘘ではなくて本当に380あるだろう。

 俺との差は歴然であるが、それは俺がゲーマーとしてダメなのではなくて、単にバクエンが俺よりも早くダンジョンオンラインを開始していただけだ。

 俺がダンジョンオンライン以外にもRPGゲームをしていて、そのゲームではレベルは500を超えているのもあるし、レベルマックスに到達させたゲームもある。

 だから決してバクエンに劣っているわけだはなくて、開始時期の差だと言える。

 ただバクエンはレベル380にもなるとレベルアップの速度は最初のレベル20や50の時と比較して減速する。

 魔物も強い魔物は経験値が多いが、それでも減速はする。

 だからバクエンに俺が追いつくのは無理ではないのだ。

 発見したゲームバグがあれば、不可能ではない。

 すでにレベル91の今の俺が魔物と戦闘するのを見たら驚くだろう。

 2、3日前はレベルが20にも満たなかったのだから。

 今はマッサージ店から渋谷にいる。

 俺の予感ではあるが、嫌な予感がしたのは気のせいか。

 不穏な空気がある。

 それはこの前にも感じた空気だ。

 渋谷の街の人が慌てて走っている。

 また魔物か?

 まだ魔物が出現したするのか。


「きゃあああああ、魔物です、逃げろ~~~」


「魔物だあああああ」


 やはり魔物か。

 人の声がする方に行った。

 渋谷の駅から少し行った繫華街。

 そこにいたのは魔物で、すでに自衛隊の部隊が戦闘に入っていた。


「魔物だな。しかもこの魔物はスライムメイジEランクだな。それも大量の数」


 スライムメイジはEランク魔物で、ゲームでも戦闘した魔物。

 俺のランクはEランクに相当するし、倒せる魔物なので剣を構える。

 少しでも犠牲者を減らす。


「みんな非難して。俺が戦います」


「キミは誰だ、我々は自衛隊だが?」


「ペドロです」


「ペドロ! キミがペドロか。情報にあった名前だ。先日の魔物を切って殺した人」


「それは俺です。今日も戦いに来ました。自衛隊は下がっていいです。人を非難させるのをお願いします」


「わかった。ペドロに任せる」


 自衛隊は機関銃を持っているが、さすがに街の繫華街のど真ん中でぶっ放すのはヤバいだろうから、射撃は難しい。

 しかも機関銃が通じるかどうかもわからない。

 効かない可能性もあり得る。

 俺の剣と剣術なら確実に倒せる自信はある。

 スライムメイジに剣術で迫ると切っていく。

 数はざっと数えると30匹はいるかな。

 30匹は多い。

 ただ前回ゲームで戦った時との違いは俺のレベル。

 今のレベルは91。

 もうDランクにもあと少しくらいまで成長している点が違う。

 ゲームでは苦戦はしたが、今はその時よりも楽に倒せる。

 スライムメイジのレベルはおそらくは50から100あたり。

 50か60なら俺の方がレベルは高いし、スキルも増えたことで有利だろう。

 スライムメイジの攻撃を回避スキルでスルー。

 スキルを使いこなすのもプレーヤーの腕だろう。

 スライムメイジと戦う。

 周囲をスライムメイジで囲まれる。

 攻撃を回避スキルで回避して、剣で切る。

 剣術スキルが効果はあった。

 一匹討伐に成功。

 一度に討伐は無理なので囲まれるとキツイな。

 それでも自衛隊が非難させているから助かる。

 俺も日本人だし、助けたい気持ちはある。

 スライムメイジと戦闘を続けると半分の15匹は討伐できた。


「15匹は討伐できた。残りも15匹くらいかな」

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