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『121 アイライブの事務所に』

『121 アイライブの事務所に』



「ナギは国会議員になった気分です」


「ナギには無理よ」


「できる」


 国会議事堂に入ってから、本物の総理大臣が来た。

 もちろん警備員でガードはされている。

 別室に通されてテーブルにつく。


「ペドロ、私も話はしたかった。今日は何かな」


「実は総理大臣にお願いがあります。俺は魔物を倒してます。かなりの政府に貢献していると思ってます。そこで俺から提案がある」


「ペドロには助かっている。何か協力できるなら話てください」


「俺が住んでいるアパートの家賃が欲しいのです。転生したから未払いなんです」


「家賃を払って。いいでしょう払います。貢献度からしたら安いものです」


「それと移動は無料にして欲しい。俺は金は持ってませんから」


「わかったペドロには特別に交通料金は全て国が払う」


「凄い、さすがペドロ」


「ペドロは特別なのよ、すごいわ」


「あれ、キミ達4人は、テレビで見たことがあるな」


「アイライブです」


「アイライブだ、それがどういう関係なのかな」


「ペドロと仲良くなったから、一緒に来たんです」


「ペドロの友達でしたか」


 総理大臣は俺の提案を受け入れてくれて助かる。

 これで家賃の心配はないし、タクシーや電車にも乗り放題だ。

 アイライブの4人を知っているのは意外だったけど。


「それとスマホも貸してあげて総理さん。ペドロはスマホ持ってないから」


「スマホも貸す」


「感謝します総理」


 俺の要求を受け入れてもらったんで満足だ。


「私からも聞きたいのだが、運営会社ソフトイマージ社は日本にはない、アメリカ企業だった。全くコンタクトが取れない状態で、日本を破壊しようとしているのか疑惑だ。アメリカ政府も不明と言っている。アメリカ企業なので日本も強くは言えない。日本にだけ魔物が出る原因はわかるか?」


「俺も謎です。なぜ日本にだけ魔物がでるのかは」


「総理として頼みだが、今後も日本各地で魔物が出るのをペドロには倒して欲しいと思っている。いいかな」


「もちろん協力します。俺が日本を守ります」


「頼むよ」


 総理大臣は俺に今後に期待しているとして、俺に毎月資金を出してくれると約束した。

 これで家賃は安泰だし、スマホも持てて困らない。

 政府から特別のクレジットカードを渡されて使用していいとなった。

 クレジットカードはアイテムボックスに入れた。

 スマホは最新のスマホを支給してくれたから、アイライブ、カエデ、萌絵、名古屋嬢とも交信できるな。

 国会議事堂で話は終り、外に出た。

 国会議事堂から秋葉原に移動した。

 秋葉原にはアイライブの事務所もあるから、休憩した。

 

「総理大臣と話せるペドロには驚いた。本当に国会議事堂に入れると思わなかったもん」


「俺も入るまでわからなかったさ」


「クレジットカードで支払いすればいいよ、好きな物買えるよ。ナギの服を買って欲しい」


「ナギの服?」


「だめよナギ、そんな要求したら。クレジットカードはペドロが必要なことに使うカード。ナギに使う金じゃないのよ」


「残念」


「はい、シュークリーム食べて~」


「るりるりのシュークリームかい?」


「るりるりの半分上げる、食べなペドロ」


「甘い」


 シュークリームを半分にして食べさせてくれた。

 甘くて美味しいです。


「ちょっと、るりるりがペドロに甘いもので誘ってます」


「ペドロにシュークリームはダメですよ、こっちによこしなさい!」


「いやよ、これはるりるりのです~~~あああああ!!」


「あああああ!! ナギの服にシュークリームが」


 るりるりと、みなたんでシュークリームの取り合いになってしまい、結果はナギにクリームが。


「ごめん」


「ごめんね」


「いいよ、ナギは着替える。服を脱ぐ」


「ええええ、ここで脱ぐのかい」


「ペドロだけだからいいよ」


「良くないですけど」


 ナギは俺の目の前で汚れた衣服を脱いで、着替える。

 恥ずかしいけど、つい見てしまうのは情けないな俺。

 ナギの体はとても魅力的な体で、ファンが見たくても見れない姿だった。

 事務所で4人と過ごした後に別れた。

 国会議事堂に行くのに呼んだ4人。

 とても楽しく時間を過ごせた。

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