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『108 アンデッドミイラが大量に出る』

『108 アンデッドミイラが大量に出る』



 今回のイベントも運営会社ソフトイマージ社が考えたプレイヤーを楽しませるものだけど、プレイヤーを殺すのもあり得る。

 そうなるとイベントではなくてデスゲームっぽくなってしまう。

 参加者のプレーヤーはそれを考えているのかは微妙な感じだ。

 素材を高額で換金するらしいが、それに釣られて参加したなら危険な可能性もある。

 運営会社ソフトイマージ社が何を考えているか不明だから。

 まだダンジョンにベヒーモスがいるかもしれないし、ベヒーモスなら倒せるが、鎧の騎士がいると危険度は最高だ。

 マジで死ぬからな。

 アンデッドミイラの討伐は順調に進むも、このイベントはより多く集める方が有利なのでパーティーメンバーが多いほど有利。

 俺はカリナとシュナの3人で、少数パーティーだから圧倒的に不利で、単独プレーヤーはもっと不利だろう。

 大人数のパーティーはミイラを討伐して回収した素材を全部一人に渡せばいい。

 合計すればそれだけで何倍も早く回収できる数になるのだから有利だ。

 単純に同じ早さなら人数が3倍なら、3倍早く集まる計算。

 俺の場合はレベルが他と違うから、単純に比較はしないけど。



アンデッドミイラを1匹討伐した

アンデッドミイラを1匹討伐した

アンデッドミイラを1匹討伐した

アンデッドミイラを1匹討伐した

アンデッドミイラを1匹討伐した

・・・

・・・・

アンデッドミイラを1匹討伐した

合計80匹です



「素材を80個回収した。他のパーティーは早いよ」


「人数が多いパーティーは早いよ。合計したらペドロよりも上になるかも」


「20人、30人とかのパーティーは早い。30人パーティーなら一回の戦いで30匹倒せば30個になるからな」


 絶対に勝ちたいという気持ちがあるけど、さすがに大人数のパーティーが早かった。

 俺もドラゴンソードで乱れ打ちのコンビで切る。

 しかし、速度で勝てる保証はないか。

 このまま夕方までやって、どれくらいの数が回収できるか予想がつかないな。

 しかも一番回収している数がどれだけか把握できないので、自分との差が見えないから難しいか。




アンデッドミイラを1匹討伐した

アンデッドミイラを1匹討伐した

アンデッドミイラを1匹討伐した

アンデッドミイラを1匹討伐した

アンデッドミイラを1匹討伐した

・・・

・・・・

アンデッドミイラを1匹討伐した

合計150匹です




「エアーカッターです、来るなミイラ!!!」


 シュナの風魔法がミイラに命中。

 確実に打撃を与えるも、一撃では倒せない魔物。

 データではDランクだった。

 オークとキメラコブラよりは弱いのはわかるから比較して判断もできる。

 

「いいぞシュナ」


「任せてよね、ミイラなんて全然怖くないもん」


「へ~~~シュナは怖くないんだ」


「カリナみたいに怖がらない」


「あっでもさ、シュナの後ろにアンデッドミイラがいますけど」


「ええええ! 早く言えよ! エアーカッター」


 シュナのレベルが上がったらしい。

 レベルは71、72に。

 数を倒せばレベルが上がりそうだ。

 それから4時間は続けた。

 ダンジョンの階層も下の階層に行ったりして、アンデッドミイラを討伐を繰り返す。

 その間にカリナもレベルアップしてレベル52、53、54へとなった。

 俺のレベルも上がりそうだな。

 

「やったレベルが今日だけで3上がった。54になった」


「良い感じに頑張ったからだ」



アンデッドミイラを1匹討伐した

アンデッドミイラを1匹討伐した

アンデッドミイラを1匹討伐した

アンデッドミイラを1匹討伐した

アンデッドミイラを1匹討伐した

アンデッドミイラを1匹討伐した

・・・

・・・・

アンデッドミイラを1匹討伐した

合計270匹です


「俺はカウントスキルで数えている。270個」


「カリナと私が30個」


「もう時間はかなり経ちました。半分は過ぎたから、残り半分くらいでしょう。集めた素材の数は3人合わせて合計300個。そのうち270個はペドロ」


「トップの差がわからない。少なくとも俺達よりは倒している。人数が多いパーティーは30人くらいのパーティーは見た」


「もっと多い40人のもいた。そうなると数が多い分早いよ。ペドロがいても厳しいかな」


「今回のイベントは数が有利になる。私達は無理っぽいね」


「ペドロは諦めてるの?」


「わからない。休憩しよう。疲れたからな」


 休憩にした。

 半分の時間やってみて、一位になれるか難しいと感じた。

 ちょっと厳しいかな。

 

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