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人間だもの。

作者: 秋葉竹


 


いったい

初めての孤独を感じたのは

いつだったんだろうか?


ちゃんと憶えてないけど

たぶん

夜だったんだと想う


じぶんじしんで



初めての悲しみを与えられたのは

ちゃんと憶えてないけど

たぶん

白昼だったと想う


だれかに与えられた?



なぜ

ときは正確に流れ去るのに

私は

こんなに

その頃の痛みや傷を

忘れ去ってしまっているんだろう?



AIってジンコウチノウだって

知ってたけど

それは

人類の思考に近づこうとする

知能だって

知ってた?



なにも忘れない

なにも間違わない

なにものにも左右されない

そんな

人間みたいな性能。



でも

AIって

孤独を感じたりするのかなぁ

AIって

悲しみを感じたりするのかなぁ



なにも感じないのが幸せなら

私はAIみたいになりたいな、とは

想わないところが

あゝ、そうだね、

人間だもの。








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― 新着の感想 ―
[一言]  AIの話になると「月は無慈悲な夜の女王」を思い出してしまいます。  野球ゲームが、野球を模した別のものなのと同じように。  AIも、人間の知能のうち、模倣したい部分に特化した別物でいいと…
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