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BLACK PEPPER


そうして俺の 甘い 可愛 可愛 な


君は


そんな顔してこんな事を言った。



「 つい ほう」



  ?  追放?



確かに。


アレがストーカーとか、まぁ悪夢のようなヤツならば


追放 するのが いいかも知れん。







そうして俺の 甘いのは


これまた初めて  俺におてがみを書くように


言った。



「 ひと わかるよう  おねがい」


「オッケーオッケー♡任して。」



君に初めて♡


       は じ め て♡




オネダリ♡されちゃった俺は


張り切って   おてがみ   を



書き始めたのだった。





……………………………………………






「えぇー、と??」


うん?ん?



それは正に 注文の多い  おてがみ


で           ございましてからに。




というか  そこそこ


やる事あんのね。依頼主が。



しかし


しかしのしかし



やはりこれは   「ご本人様」が


やる事が大事らしい。



                まあ


                ワルイモノ


                退けたいのは



                本人だしな。






そうして 書く  おてがみ




「 じゅんばん 大事 」


そう言う君の お手本を よく観察する俺


何個か質問


何度か実践  ダメ出し  実践  やり直し



しかし


これ効かないと また あの


      

                  キモイヤツ



俺結構  必死よ  マジで。


マジ あれ 勘弁。




            そしてアレはきっと


            間違いなくヘンタイ


            手紙の主は 女性





そんなん


フツーに


                   クソ


だからな。







兎に角俺は


おてがみを  書いた。




「このこっちの黒い粉をベースに引いて」


「上でお香を焚く」


「種類は何でも。でも結構「カライ」から気を付けて」


「そして焚き終わったらそれを集め」


「小瓶か何かに保存」


「枕元とかに置くといい」


「もう一つのお茶は眠る前に飲んで」


「よく、眠れますように。」







「おお、これでいんじゃね??」



おてがみ の出来に 自分で感心


俺 手紙とか出した事 ねぇし


うん。




そうして俺たちの共同作業は



     おれたちのきょうどうさぎょう♡



は。




小さな箱に


藁を引いて


その上に小瓶


ハーブの袋


おてがみ


を 入れ 茶の包紙


               俺が梱包担当



くるくると 茶紙で小さな箱を包む


少し 油紙のような感覚の


包みやすい 紙


編まれた 細紐


結び方はこれしか知らない



プレゼント 的な



そうして 窓を  あいつが 叩き



「ふぅん?」


と少し  イヤミ な顔をしたカラスを無視して



俺たちの お仕事は 終わった。






結構、時間かかったけど


充実した 時間



誰かを助けられるかもしれないという


初めての  感覚



誰かと一緒に何かを作るという


初めての  感覚






「大丈夫、っていうおてがみ、来るといいね。」



多分、今まで


おくすり  がどうだったという


おへんじ  が来た事は無いと思う。







多分、困れば手紙が来て


それに応じたくすりを作り


それで治っておしまい。



それが 普通  だったこれまで。





君は

  なにを

     感じるだろうか。



僕は

  なにか

     出来るだろうか。








そうして俺たちの


                俺たちの♡






新しい日常が



始まったのだ。




 



                 うむ。




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