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甘い 生態



いつの間にやら 俺らの家は


ちょっと素敵な  魔女の家




             ん? 誰?



              変わってないとか



             言う  やつ!







春だからなのか なんなのか


緑が増えた  部屋の中


少し 重苦しさが抜けた


その 部屋の中




キッチン


パントリー的棚


お仕事の机


壁の飾り棚


ダイニングテーブル



色んなところに 小さな緑


小さな鉢植え  沢山の種類のくさ



   少し 揺れるそれらの 葉っぱ



サワサワと葉を揺らす  その緑たちが


俺を歓迎している様で


               帰って  きた



と  実感しつつ



俺は新しい家を 眺めていた。






      モノは変わってない気がすんだけど。


      インテリア?が変わるだけで


      変わるものだなぁと  俺が



      感心していると




甘いのは俺をいつもの椅子に座らせ


自分も向かい側に 座る



      いつもの  ように。







………………………………………








俺たちの前には  甘いのお気に入りのポット


  二つのカップ  ティーコージーは


  手作りっぽい  甘いの 縫ったのかな




そんな俺の ふわふわした頭の中を一蹴する




  その     おはなし が




           始まったんだ。















「オテガミ を  みせなかったのは 」


「あなたが かえってしまうとおもったから」


「よる も」


「わたしを  のむと きっと()()()


「ははおやの あじ はきっと  わかるだろうから」





とりあえずそこまで一気に喋って


小さなため息を吐いた  俺の甘いの





俺はただ  ただ  きみがこんなに


しっかり


きちんと


自分の話をしてくれると思ってなくて


俺を


そんな風に思ってくれてたなんて




               いや イチミクロン


               オモタ カモ




少し  頬をつねる


やってみたかったんだよ 頬をつねるやつ




しかしどうやら夢ではないようだ。





  きみが  俺を  帰したくなくて


  おてがみを



         隠 蔽



  しようとしていたことは。




して、甘いの啜ると「母さん」のあじ


    それはどうかと思う。


うん。




あの日    啜らんくて  良かった ぁ












そして



俺がなにも言わないので


甘いのはまた  話し始めた。



    甘い  おくすり の話を。









「 わたしたちは  ひとの いらないもの」


「それをみに ふくみ まぜ



       とかし  えんげ し



    わかり  しわけ  とりだし



       ()()に  さいてきな




       くすりを  つくる 」




あの、ごっくんするやつね?


うん、そこまでは窓が言ってた。




でも    仕分け?  取り出し??




うん???????





ハテナ顔の俺を前に  続ける きみ





「 ながいこと ひと とはあわなかった」


「  ちゅうもんは たいがい  どうぶつ 


  せいれい  いろいろな ()()()



「 ()()()()を しらないと


     いいくすりは  でき ない  」






  「 あなた わたしを のむ  すると」






    「 ()()のこともわかる 」





「そうして ひと  からも ちゅうもんが


        くるようになった ふしぎ 」





うん?


俺?


俺のせい?










「 おかあさんはいってた」


「けっして 」


()()の おとこは  」


「    ひろってはならないと」









嫌な  予感。

         




          「えっ。な、なんで??」








「それは 」


「わたしも わからなかった」


「だから ひろった  もりで あなた 」






「でも やはり 」



「だから おかあさんは    」






えっ






俺ちゃん





   す     て    ら     れ



ちゃう???

























それから 俺の  甘いのは



黙ってた


 



ずっと



ずっと



                 ずーっと





                  ずっと






起きながら   寝てんのかと



思うくらいは な。





その間 俺は


生きた心地がしなかったが



























               いやそもそも俺


               死ににきたしな






と  なんとか 達観できる 頃に



     


        一瞬だけ





        窓が開いた












すると彼女は




       やっと






震える唇を  開いたのだ。



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