甘い きもち
そうして家に入った俺たちは
俺たち は
いや、俺の 甘いの、は。
開口一番 こう言った。
「 めんなさい 」
えっ
なに
なんで
???
ハテナ顔の俺に 少し 逆に戸惑う 甘い君
それがまた 可愛 可愛
そんなに 永く
離れていない
そんなに 君を
思い 出してた訳じゃない
多分
しかしのしかし
こんなに 可愛
可愛い ものかと
いや孫じゃねぇよ
黙って俺は眺めていた。
久しぶりな気がする 俺の甘い 君を。
おんなごごろなど
分からぬ俺
とにかく可愛 可愛 な
きみを
そのまま眺めていた。
なにを思っているのか
なにも思っていないのか
自分でもわからぬ まま
頭の中は からっぽ
しかし 目は 釘付け
ただただ その
黒い髪 濡れた夜空の瞳
その 逡巡の色が見える
甘い 瞳
「どうしたの? 」
少し 悩んだ俺は訊いた
決めたんだ
俺
見つけたんだ
俺の居場所を
だから
「話しておくれよ、俺の きみよ。」
「俺と 一緒にいて」
「俺はきみが 」
言葉が見つからねぇ
俺は
上手いことは 言えないし
彼女を表す ことば を持っていなかった
すき とも あい とも
ちがう
君は なんなのだろうな
いつの間にやら 俺の なかに
こんなにも 巣食っている
この 甘く 柔らかで
美しく 恐ろしくもある
きみは
ピタリと 止まって考える俺
すると声が聞こえてきた
俺が 聞きたかった 君の 声が。
「オテガミ いわなくて ごめんなさい」
?
俺は その言葉を聞いてもよく 分からなかった
おてがみ を
彼女が
隠した事を悔いている
と、いう 解釈で
間違いないかね?きみ。
しかし
まだ 意味不。
「どうして 隠した?の??」
俺の口と脳は 直結
ポロリと漏れる 頭の中
甘いのは 少し 考える
甘いのは そこそこ ずっと
考えている。
俺がそろそろ 「今何時かな」なんて
思い始めた頃
甘い 桜色が 動いた
「中で せつめいする ね」
言わんのかい!!
とは
流石に 突っ込まなかったけど な。
彼女の後をついて
俺たちの家に 入った。
いつの間にやら ちょっと いま風 に
なっている 俺たちの 森の
sweet home に な。




