表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
88/166

再びの 森へ


「さて、と。」



ちょっとだけ


いま、ちょっとだけ


感傷的になっていた俺は


とりあえず俺に掛け声をかけて森へ歩いていた。





歩きながら報告書をめくると


やはり


新しい頁は更新されておらず


寧ろ 薄くなっているインク




「インクまで薄くならんでも………。」



薄くなったという「僕」の事を


心配しつつも



俺はまた歩いて行った。


もう、雪の無い アスファルトの道を。







………………………………………







「 おや  またかい  」



「   おまえら、何やってんの??」



森の入り口にはまさかの





     冬の精霊   春の乙女





    そんな事 あり得るの???





まぁでも


実際 いんだから 仕方ねぇやな


ま、無視して


行こっ。







「「そうは  とんや が」」



「ねぇ、何処で覚えてくんの??」




 ふわり     ふわりと




    纏わり付く




         ヤ ツ ラ  を






   避けつつも      進む俺






   また   甘いの




        餅♡ 焼くといかんからな。



                  うむ♡








ズンズン  ずんずん   進む俺




  ふわ  ふわふわ    フワリと



   彷徨い  ついてくる    二人




なんなの    ほっといて



俺いま      真実の愛    に




    気が付いたとこ   だから!!









 「なまいき  だね 」




     「わたしの  いろ か で」



「やめろ。」



「「ふぅん 」」



          「おもしろく ない 」




それ意外と堪える  ぼく


でもそのまま  すすむ



   「 でもさ  そういや 」



  「なんだい 」


         「 まえの あれは さ」


「そう さね 」   「アハ 」




  「おなじ だよ 」


       「ねえ  また おなじ 」


「なくのに ねえ」

     「まあ  それも いいさ  」




  「そう 」

       「こいすらないなら  ね」



「そうさね いみが ない 」

 「あのこも  すこし は  よいおもい な」



「「そうさ ね  そのくらいは  」」







ふぅん?



思うにコイツらは


甘いのの  おしごと  を解っている



まあ  そりゃそうか





きっとずっと


この森で


きっとずっと


おくすり  を



作り続けていた筈なんだ。







       もう いない  母親と一緒に。













母さんと別れたばかりの俺は


無性に胸が 騒めいて


足を 速めた。









あのこが 待ってる。



俺を。 一人で。







それは普段 インドア派の俺を走らせるには


充分な理由で


遅いかもしれないけど俺は俺なりに


必死に走って


いつの間にやら 森の奥へ奥へと 


誘われていくのだ。






     











               己も



               知らぬうちに。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ